五色八重散り椿~開花近し~ 『地蔵院(椿寺)』 地蔵院は「五色八重散り椿」が有名で「椿寺」の名前で親しまれている。いま蕾が大きく膨らみ開花は近い。薄桃色、白、赤、絞りなどに咲き分けるこの椿は、花ごと落ちずに花びらが一枚づつ散るのが特徴である。加藤清正が朝鮮から持ち帰り、北野大茶湯のときに豊臣秀吉から当寺...
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隠れ家風のフレンチレストラン 『Synager (シナジェ)』 店は石畳の路地奥にあり初めての客は場所を迷う。厨房と中庭を眺めながら、ハーブコーディネーター・シェフのお任せコースを頂く。当店はハーブや草花の香りを中心に、新感覚の美味さを体感できる話題の店。日本古来の固有種である柑橘・大和橘(やまとたちばな)を食材に取り...
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【芸妓 秀眞衣さん作品展】開催中! 秀眞衣さん作成のイラストも展示!
【会期】4月2日~5月30日
【時間】11:00~22:00
【入場】無料
【会場】がんこ高瀬川二条苑
会場は、元勲・山縣有朋が明治時代に「第二無鄰菴」として構えた別邸です。
現在残る庭園「高瀬川源流庭苑」は七代目小川治兵衛が作庭を担当したも...
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さくらがい花なび(No.47)~桜 『渉成園(枳殻邸)』 東本願寺の飛び地境内の庭園・渉成園は石川丈山の作庭。「印月池」を船で巡る初企画に参加。僧侶による園内の説明の後、和船での舟遊びの体験は源融の供養塔、塩竈の手水鉢、風景などを平素は見られない角度から楽しむことができた。この満開の桜は想定外のおまけだった。
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さくらがい花なび(No.46)~二種類のボケの花 『成願寺』 朱紅色のボケの花は随所で見ることができるが、白と紅の斑(まだら)は珍しい。ここ成願寺の庭園は知る人ぞ知る隠れた桜の名所だが、桜の開花まで前座を務めるかのようにボケの花が美しい彩りを見せている。
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優雅な船遊びを体感~(源氏物語ゆかりNo.12 ) 『渉成園(枳殻邸)』 東本願寺の飛び地境内の庭園・渉成園は石川丈山の作庭。「印月池」を船で巡る初企画に参加した。 僧侶による園内の説明の後、和船での舟遊びの体験は源融の供養塔、塩竈の手水鉢、風景などを平素は見られない角度から楽しむことができた。上陸後は通常非公開の茶室「臨池亭」...
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本堂の大改修落慶法要 3月30日~31日 『総本山 本隆寺』 当寺は法華宗(真門流)の総本山で平成28年に着工した本堂の大改修が、約7年の歳月を経て竣工。本堂の大棟に新しい鬼瓦が取り付けられ正面には蔀戸(しとみど)が設置されるなど建立当初の美しい姿が蘇った。なお祖師堂は4年後を目標に工事が進んでいる。幸い法要に参加、通常...
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平安の世界を体験~源氏物語ゆかり(No.11) 『風俗博物館』 風俗博物館は日本の風俗・衣裳を実物展示する博物館として昭和49(1974)年にオープン。1/4の縮尺の人形を使い平安時代を立体的に体感できる。「光源氏35 歳の頃の邸宅・六條院」を舞台に物語が展開されていて,姫君たちだけでなく女房達の暮らしぶりなども知ることができ、なか...
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さくらがい花なび(No.45)~桜の開花状況 『醍醐寺』 醍醐寺の枝垂れ桜は3月29現在で7分~8分咲き、ソメイヨシノは3分咲きで、来週あたりが見ごろになりそうである。相変わらず外国人の観光客が多い。
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さくらがい花なび(No.44)~ランタナ 『百万遍知恩寺』 手鞠のような花の姿がかわいらしく、咲き方は紫陽花に似た感じです。花は咲き進むにつれ紫色に変わるので七変化の別名があります。
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蘭の寺 『西来院(せいらいいん)』 建仁寺の塔頭、西来院が本堂と庭園の改修を終えて公開中。本堂内は龍をモチーフにした屏風や天井画で飾り、庭には中国の石と蘭の花を配するなど、すっきり生まれ変わった。開山は禅宗の中国人僧侶、蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)の名にちなんで「蘭の寺」と名付けられた。4...
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十万不動明王~道長ゆかり(源氏No.10) 『同聚院(どうじゅいん)』 同聚院は東福寺の塔頭。寛弘3(1006)年に御堂関白藤原道長が仏師康尚(定朝の父)に作らせた不動明王坐像を本尊として五大堂に祀る。木造坐像としては日本一の高さで国の重要文化財に指定されている。またモルガン財閥に嫁いだ日本のシンデレラ、モルガンお雪もこの不動明王...
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醍醐寺の桜とメジロ 慶長3年3月15日(1598年4月20日)、豊臣秀吉がその最晩年に京都の醍醐寺三宝院裏の山麓において催した花見の宴である。
現在も大きな幹のしだれ桜の雄姿は古木になったといえど見事な姿であるが今年はまだ花の数も少なく雄姿を見られるであろうか。
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花手水シリーズ(No 24 )~番外に眠りナマズ 『勝林寺(東福寺の塔頭)』 柳谷観音の花手水の対抗馬として従来から、その洗練されたセンスを評価していたのだが、今回の作品にはやや失望感。花の量は豊富なのだがコンセプトが伝わらない。ご住職がご多忙なのかも。
なお余談ながら伊賀焼のナマズにお賽銭は珍しい。「鯰が暴れると地震が起きる」という...
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さくらがい花なび(No.43)~紅椿 『地蔵院(椿寺)』 当寺の概要は既にお伝えの通りで、本命の美しい「五色八重椿」はいよいよ開花が始まったが、満開のピークと花弁の散り際の様子が待ち遠しい。山門の周辺の紅白梅も結構楽しめる。
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東福寺の散見(その3)~白薔薇・ユキサン 『同聚院』 明治期の「モルガンお雪」(加藤ゆき)は、世界三大財閥のモルガン一族に嫁ぎ、日本のシンデレラとして世界中の話題を集めた祇園の芸妓。親族の希望で東福寺の塔頭・同聚院に供養されているが、山門の入り口にはフランスのバラの名門・メイアン氏がお雪を慕って開発したという新...
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「方広寺大仏殿」の建立に尽力した武将の寺と墓 『慈芳院』 豊臣秀吉の側近で方広寺大仏殿の建立に尽力した山中山城守長俊が、妻の菩提を弔うため建立したのが慈芳院。「京都の史跡を訪ねる会」のウオーキングの道すがら、たまたま目にとまった謎の石標の背景をリサーチしてみた。その結果をレポートするものである。山中長俊は近江六人...
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紫式部の実名は・・ 『 源氏物語ゆかり(~No9)』 「源氏物語」の作者・紫式部の本名は、考古学者・角田文衛博士によれば権記(藤原行成の日記)や御堂関白記(藤原道長の日記)を勘案して藤原香子(たかこ)と推定される。事実のほどは別としてこの方が堅苦しい女官の呼び名よりも庶民的で親しめそうだ。盧山寺(紫式部の邸宅...
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大涅槃図(吉山明兆作)の無料公開(3月14日~16日) 『東福寺』 明兆筆大涅槃図は3月15日の涅槃会の供養に本尊として掛けられる。釈尊は図の中央の台上に横臥し、菩薩や阿羅漢、禽獣などが嘆き悲しんでいる姿が描かれているが、猫が図中に書かれているのが珍しい。
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初のライトアップの和中庵 「ノートルダム女学院中学高等学校」 和中庵は近江商人・藤井彦四郎の邸宅として建てられた名建築で、左京区鹿ケ谷桜谷町のノートルダム女学院中等高等学校の敷地に建っている。スパニッシュを基調とした2階建ての洋館と渡り廊下でつながれた奥座敷「客殿」が、山裾の傾斜地を活かして和洋折衷の優雅な建築の美を...
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