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フォト俳句(97)『赤とんぼ帰らぬ風に乗ってゆく』 「帰らぬ風」に秋風の寂寞感とともに、かそけき命が清々しく捉えられていて、詩的な味わいの一句。と有難い選者の評を頂きました。作者としては、俳句とはうらはらに第二次世界大戦で特攻隊の乗組員として帰らぬ人となった若者にも痛恨の思いを寄せるものです。
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フォト俳句(727) 『三日月に祈るは武将鹿之助』 三日月はその細く輝く姿から「月の剣」と呼ばれます。croissant(クロワッサン)の名前の由来にもなっています(旧暦3日の月)。島根の尼子家再興のために「願わくば、我に七難八苦を与えたまえ」と兜印の三日月に祈ったという逸話で有名な山中鹿之助は、尼子三傑のひとりで私...
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フォト俳句(464)『秋しぐれ王子の眠る圓光寺』 広島で原爆に被災し、帰国の途中に京都で亡くなったマレーシアの王族の留学生オマール君(当時19歳)のお墓が左京区の圓光寺にある。自分の負傷にもめげず大八車で広島市民の被爆者の救護に当たったという美談が残る。近隣の住民が「オマールさんの会」を立ち上げ毎年、命日(9...
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フォト俳句(726) 『Uターンになびく漁網や秋の初風』 羽衣のような漁網は、琵琶湖に浮かぶ有人島・沖島の光景です。びわ湖全体の漁獲の半分を担う漁師の島ですが、漁師さんが高齢化の波にさらされ先行きが懸念されていたところ、ごく最近一人の若者がUターンするという明るいニュースが流れました。
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フォト俳句(498)『飼い犬のストレス消ゆる水遊び』 猛暑で警戒レベルの人間界だけでなく、毛皮着用の動物にとってもきびしい夏ですね。 川の中で飛沫を浴びる柴犬の姿は、赤い熱を流し去るかのようです。
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フォト俳句(548) 『初虹の湖にとけゆく余情かな』 冬の比叡山。坂本ケーブルの乗り場近く、木の間から虹が美しい七色変化を見せながら湖面に溶け込む残影にしばし見惚れていました。夏の虹よりも淡くたちまち消えますがとても印象深いものがあります。
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フォト俳句(170)『毛糸編む消えては浮かぶ笑顔かな』 ”♬ あなた変わりはないですか 日ごと寒さがつのります・・” 「北の宿から」
去っていった人への思いを断ち切ろうと「北」へ旅に出たのですが、未練を断ち切れずに心の中で呼びかけたり、セーターを編むいじらしさが哀れを誘います。
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フォト俳句(528)『秋の川鳥の大群ねぐら入り』 立秋も過ぎた夕暮れ時の宇治川の河川敷。無数のツバメのねぐら入りを目撃することができる。いずこともなく空一面に集まった燕たちが急降下しつつ葦原に飛び入る光景は感動ものである。特筆すべきは街中で瀕死の状態だった子燕を自宅での手厚いケアのもと、涙を呑んでここで放...
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フォト俳句(676) 『音無の滝の滝音秋気澄む』 良忍上人が大原の山奥にある「音無の滝」を前にして声明の練習を行なっていました。初めは声明が滝の音に消されて聞こえなかったのですが、稽古を重ねるに従って滝の音と和し、やがては滝の音が消え、声明が朗々と聞こえるようになったことから「音無の滝」と名づけられたそう...
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フォト俳句(123)「祈りの灯池を彩る鳥居形」 五山の送り火のひとつ、鳥居形と広沢池に浮かぶ灯篭との競演は美しく幻想的です。さる年のこと雨の中を湖畔からボートを漕ぎだして、必死でカメラを構えた記憶が印象的です。
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フォト俳句(117)『送り火の浄土を照らす紅蓮かな』 京の夏の風物詩として知られる五山の送り火。お盆に帰ってきた先祖の霊が冥界に戻るのを送る行事、五山の中で最初に点火されるのが如意が嶽(大文字山)。
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フォト俳句(519)『送り火やふと鐘の音の欲しくなる』 2023年は全面点火となる五山の送り火。点灯中に鐘の音が加われば、より荘厳な雰囲気が生まれるのではないだろうか。 点火とともに、やさしい鐘の音を響かせながら先祖の霊の旅立ちを見送りたいものである。
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フォト俳句(85)『初夏の森秘色(ひそく)の風に文香る』 「二つ折の恋文が花の番地を探している」ルナールの詩・蝶をイメージしてみました。青葉や花の匂いを運んでくる風には色さえ秘められているように思えます。NHKの句会・夏井先生からベストファイブに選ばれました。
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フォト俳句(721) 『藤の実と太子被衣の中宮寺』 奈良・斑鳩町の中宮寺。境内に入るとまず目を惹いたのはの藤の種。細いヘチマがぶら下がったような珍しい光景は初めてだった。また本堂では復元された国宝「天寿国繍帳」の図柄を着用された聖徳太子の姿をまじかに拝見できた。
「注」被衣(かつぎ)・・女性が外出時に顔を隠...
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フォト俳句(641 ) 『縄の技つなぐ山鉾巡行よ』 2023年の祇園祭は文化庁の職員の参加もあり山鉾巡行が晴れやかに進行しています。伝統ある祭事の中では鉾建ての技術の継承なども大切なファクターです。巨大な鉾は一切くぎを使わずに縄を編んで固定する「縄がらみ」という特殊な技法で組み上げられますが、年に一度だけその技...
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フォト俳句(383)『おこしやす大船鉾も色直し』 大船鉾(おおふねほこ)は祇園祭の後祭(7月24日巡行)に、しんがりを務める山鉾です。元治元(1864)年の「蛤御門の変」で焼失しましたが、平成26(2014)年に後祭の巡行の復活とともに150年ぶりに復興を遂げました。涼やかな浴衣姿の舞妓さんを乗せた大船鉾です。
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フォト俳句(649 ) 『鉾まつり会所に響くわらべ歌』 祇園祭の宵山で浴衣姿の子供たちが厄除けのちまきを売りながら、わらべ歌を声を揃えて歌います。「♪○○のお守りはこれより出ます 常は出ません今晩かぎり ご信心のおん方さまは 受けてお帰りなされましょう♬」。山鉾の由来によってご利益が異なり,それによって○○部分の歌詞...
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フォト俳句(594) 『草むらに露くさあれば妻の色』 山科神社の本殿の裏手の叢で出会った露草。わずかな時間でしぼんでしまう青紫色の花の儚さは、人の世の常と重なります。露という名もひとときのはかなさを感じさせます。
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フォト俳句(718) 『夾竹桃伐れば明るくなった家』 わが家の庭には長らく夾竹桃が大きな枝を伸ばしていました。先日植木屋さんに依頼して根元から切除してもらったところ、庭が見違えるほど広くなり、お隣さんへの遠慮もなくなってほっとしています。
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フォト俳句(717) 『糠平の車道横切る鹿の群』 北海道の糠平(ぬかびら)源泉郷の近くで、車道を横切るエゾシカを目撃しました。咄嗟のことでカメラのピントを合わせる間もありませんでしたが、気が付けば沿道の原始林の木陰に鹿の群れがたむろしていました。
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