はねずの梅で知られる小野小町ゆかりの随心院小野梅園、古木「臥竜の老梅」で知られる勧修寺など、歴史と文化と深いゆかりがある梅の名所があります

吉祥院天満宮は菅原道真公の生誕地ともいわれ、参道の両側に梅の並木が植えられています。伏見にも酒蔵をバックにした宇治川派流や、御香宮神社などで梅を楽しむことができます

3月に入ってからが御苑の梅は本番です。特に堺町御門付近にある「黒木の梅」は五摂家の九条家邸宅にあったという名梅で糸桜と同時期に見頃を迎えます。梅林が終わるとすぐに隣のにある70本の桃林が見頃を迎えます

立派な枝垂桜が売りの有栖館（有栖川宮旧邸）は、毎年春には特別公開され、普段は見られない貴重な歴史的建造物と桜を同時に楽しめます。烏丸通からもよく見えるため、京都の桜の開花状況の目安にしているタクシードライバーもいます

桜の別天地ともいうべき世界が広がる原谷苑。メインの八重紅枝垂桜だけではなく、苑内には他に数えきれない花という花が咲き乱れていますので、見応え充分です。 料金は開花状況によって変動制で最高1,500円もしますが、誰もが納得の価値があります。マイカー禁止なので、是非...

桜で有名な車折神社ですが、中門の奥には見ごたえのある枝垂桜があります。境内では、まず枝垂梅が開花し、続いて河津桜、寒緋桜、渓仙桜（枝垂桜）と次々に開花し境内を彩ります。なぜか、この枝垂桜は特に蜜を吸いにメジロやヒヨドリがたくさん集まります

府下最大1万本の広大な青谷梅林。趣ある街並みの中、梅を生産するための梅林が点在し、観光用の梅林とはかなり異なります。地元の方がお勧めの梅を教えてくれたりするのも魅力です。 毎年2月下旬～3月中旬頃に梅まつりが開催されます。2020年は2月22日(土)～3月15日(日)の開催...

1月から始まる京都の梅の最後を飾るのがはねずの梅」とも言われる雲龍院の紅梅。「ソメイヨシノが見頃を迎えようという3月末にようやく見頃を迎えます。 3月上旬にも「悟りの窓」から眺める紅梅や、参道脇の白梅など見どころも多く、隠れた梅の名所です

龍安寺や退蔵院をはじめとする洛西エリアの梅スポットを紹介します。それほど有名なスポットがあるわけではありませんが、名園には必ずといって良いほど梅が植えられています

桜に先立って開花する梅。気温の低い洛北では、市内で桜が開花するころに梅が見頃を迎えます。桜もいいけど梅もいい！

桜貝のぶらり京都たび ~京都再発見~ 京都府与謝野町は鬼伝説で有名な大江山連峰を背景に眼下に広がる美しい里で、モダンな文化の香りの漂う町でもある。ちりめん街道、古墳公園、加悦SL広場、滝の椿など見所も多い。 与謝野鉄幹の父はこの町で生まれ、鉄幹・晶子夫妻は丹後を...

比叡山の麓、高野川沿いにたたずむ山里です。代々天皇の駕輿丁を務めたことで知られる「八瀬童子」の里としても知られます。高野川の渓流沿いには美しい紅葉が見られます 叡山電車と比叡山ケーブルの乗り換え地としても賑わいます

それほど広くない境内ですが、噴水と紅葉という組み合わせが見られます。公園ならともかく、寺社としてはなかなか珍しい光景です 上高野の別のお寺もあわせて紹介します

たくさんの塔頭がある妙心寺ですが、通年公開は、退蔵院、大心院、桂春院だけです。紅葉シーズンはいくつかの塔頭が特別公開されることが多く、普段は見られない塔頭を含めた塔頭めぐりを楽しむことができます 退蔵院の余香苑は昭和の小堀遠州と言われた中根金作の代表作のひと...

山城国一宮であり、葵祭でも知られる下鴨神社。境内に広がる糺の森とともに京都でもかなり紅葉が遅いスポットです 本殿以外にも多くの摂社があり、いろいろな願い事をかなえてくれます。特に美人祈願の河合神社が有名です

標高400ｍを超える上醍醐から平地の下醍醐まで、広大な寺域なので長く紅葉を楽しむことができます。ただし上醍醐は1時間程度の山登りが必要なので気合が必要です 醍醐寺といえば桜ですが、下醍醐の弁天堂を筆頭に紅葉も見どころが多く、意外な穴場です

あの弥勒菩薩半跏思惟像をはじめ、たくさんの国宝仏像が所蔵されている霊宝殿。もちろん中の仏像群も素晴らしいのですが、紅葉シーズンは霊宝殿の前庭も見ごたえがあります 様々な木が多彩な染まり方をしており、絵画を見ているような美しさです

2007年より「もみじ苑」として公開が始まった御土居は、今や人気紅葉スポットとなり、梅の季節よりも賑わうくらいです 御土居の土塁と堀がわりの紙屋川との高低差により、上から見下ろす紅葉も楽しめます。紅葉シーズンは観光客もまばらな平野神社もあわせて紹介

訪日観光客を含めて最近人気急上昇中なのが高島市マキノにあるメタセコイアの並木道。毎年12月上旬には、ここでしか見られない黄金色に輝く美しい並木道が見られます。ただし人気が出過ぎてややオーバーユース気味なので、ちゃんとマナーを守って見に行きましょう

洛中では、寺町通界隈の「藤袴祭」や梅小路公園の「藤袴と和の花展」など、フジバカマをメインにしたイベントがあちこちで行われ、美しいアサギマダラも飛び交います。一般には近縁種がフジバカマとして流通していますが、京都では貴重な原種のフジバカマをいたることころで見...