誠心院、東北院と並んで京都に3つある和泉式部ゆかりの「軒端の梅」の代表格として知られた清凉寺。350年を経て今はもうほとんど花を付けることがありませんが、それ以外にも境内にはあちこちに梅が咲きます 本堂、多宝塔、阿弥陀堂、楼門など風格ある建造物をバックに絵になる...

「余の花は みな末寺なり 妙蓮寺」と詠われた有名な妙蓮寺椿がある妙蓮寺をはじめ、詩仙堂など洛北の椿で知られるスポットを紹介します

京都を代表する梅の名所といえば、もちろん北野天満宮。菅原道真公の命日である2/25には梅花祭が催されます。入苑料がいる梅苑だけではなく、本殿の周りなどいたるところで楽しむことができます

京都駅からも近く、四季折々の姿を見せる智積院。早春には参道の両脇を梅が彩ります。艶やかな濃い紅色の紅梅や清楚な色合いの白梅が春の風情を漂わせます。金堂裏のあじさい苑でも梅が見られます

菅大臣神社などをはじめとする洛中のうち三条以南の梅スポットを紹介します。繁華街のちょっとした寺社にも由緒ある梅があったりと、街中にも多くの梅スポットがあって楽しめます

京都御苑の梅林の南側にある出水の小川では、素芯蝋梅（ソシンロウバイ）が咲きます。まだ小さな木ですが、多くの花を付けて濃厚な芳香をふりまきます。児童公園では、蝋梅（ロウバイ）が見られます。

下鴨神社の御手洗川横にある紅梅は「光琳の梅」と称されます。尾形光琳の代表作として知られる「紅白梅図屏風」の紅梅は、この梅をモデルとして描かれたと伝えられています

市民憩の場である京都御苑には南西部に約200本の梅林があります。戦後に京都各地の神社から梅を集めたのがはじまりです。梅林以外にも近くの出水の小川や出水付近をはじめ、苑内各所で梅が咲きます

50品種1,500本を誇る北野天満宮では、早咲きの梅が年明け前から境内を彩りはじめます。絵馬殿前の寒紅梅や老松社前の雲龍梅などが、早々と京の都に春を告げます

2月中旬から4月中旬まで本堂で「椿展」が開催される浄安寺。もともと浄安寺椿という、門外不出の椿を擁した寺でしたが、今の住職の奥さんがたった一人で40年かけて日本中から椿を譲り受け、名だたる椿の名所を作り上げました。狭い境内を彩る100種をはるかに超える椿は必見。椿...

宇治や八幡の梅スポットを紹介します。有名スポットや梅林などはありませんが、宇治市立の植物公園や、八幡市立の松花堂庭園などで梅が見られます

毎年4月初めに「つばき展」が開催される椿の名所である松花堂庭園。お茶室や竹林をバックに美しい椿が映えます。茶花の代表である椿が園内を彩ります

京都には四季を通じて様々な花の名所がありますが、水仙の名所というのはあまり聞きません。宇治にある恵心院は数少ない京都における水仙を楽しめる寺社です。宇治市植物公園の白や黄色のスイセンも見事です

桜貝のぶらり京都たび ~京都再発見~ 菅大臣天満宮は菅原道真の亡き後、その遺徳を偲んで邸跡を神社にしたもの。神社にまつわる二つの伝説がある。 ①飛梅　”東風吹かば匂いおこよ梅の花　　主なしとて春な忘れそ” 梅の花が主人を慕ってはるばる大宰府まで...

紅葉で非常に人気のあるお寺です。拝観料は1,000円もしますが、境内全てが紅葉に覆われた圧巻の景色が堪能でき、十分にその価値があります

東福寺の顔といえば渓谷を埋め尽くす通天橋の紅葉。何種類かのカエデが植えられているため、赤だけではなく緑やオレンジなど多彩な色合いで見るものを飽きさせません 2016年から紅葉ピーク時に橋上からの撮影が禁止となりましたので、同じような写真は撮ることができないかもし...

あまりにも石庭が有名ですが、紅葉シーズンは鏡容池庭園の方がお勧めです。紅葉した木々が水面に写る景色は息をのむ美しさで、浄土の風景を思わせます。西側の頭上を覆うモミジのトンネルも必見です 見頃も遅めなので、12月に入ってもじゅうぶん楽しめることが多いです

高所に位置するため、素晴らしい眺めが楽しめます。境内は広く高低差も大きいため、上の方からは境内を埋め尽くすモミジと、下に広がる京都盆地を同時に味わうことができます 山の上なので色づきも早めです。夕方には西山の影になるので、早い時間がお勧め。ついでに北門を出て...

「貴船菊」ともいい、白や赤、ピンクの花で秋の庭園を脇役として彩ります 善峯寺は、5,000本もの秋明菊が群生する、京都随一の名所として知られます

円山公園を奥に行くと、モミジで彩られた参道の奥の高台にあるお寺。本堂に向かって坂を登っていくと、紅葉の美しい風情が絵のようで、街の雑踏を忘れさせてくれます 東本願寺の親鸞聖人墳墓の地である「東大谷」もあわせて紹介