フォト俳句(795) 『ピグマリオン効果の花や癒さるる』 「綺麗に咲いてね!」と草花に話しかけながら朝夕に水を与えていたところ、それに応えるかのように見事な開花で庭を美しく飾ってくれました。まるで「ピグマリオン効果」を地で行くような現象に思わず喝采を叫ぶ私でした。
「注」ピグマリオン効果とは「期待と成果に関する」...
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フォト俳句(794) 『心字池親亀小亀と古いギャグ』 池で泳ぐ亀の親子の姿を見ていると「親亀の背に子亀のせ・・」という漫才のギャグや、早口言葉が思い浮かびます。 鎧のような甲羅を身につけていても、地上の暑さとは別世界のようですね。
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フォト俳句(790) 『能登の夏エールの波とブルの音』 能登半島地震の輪島支援のために 映画「幻の光」が8月から全国で上映されるそうです。今回のリバイバル上映は、収益から諸経費を除いた全額が輪島市に届けられるという。写真は5年前の夏に私が撮影した「能登の雄大な自然」です。
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フォト俳句(792) 『坊主バー自分供養の夏祓』 現役の僧侶が経営する「坊主BAR」がある。‷ 座っているだけで心がやすらぐ場を提供したい ” というのが店主兼バーテンダーのコンセプト。 ありがたい説法もさることながら、たまさか 半年の穢れを祓い、夏を元気に乗りきるために心を癒すアルコールでの一人静かなお祓いも...
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フォト俳句(793) 『額縁の青き比叡や天寧寺』 京都の天寧寺の山門は、比叡山が額に納まったように見えることから「額縁門」と呼ばれています。元は会津若松の城下にあった寺院ですが、天正年間に京都に移転しました。
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フォト俳句(791) 『楠木公の父子の別れや梅雨じめり』 "♪青葉茂れる桜井の 里のわたりの夕まぐれ・・” 唱歌(大楠公)。
足利尊氏を迎え討つため兵庫へ向かった楠木正成が、大阪府島本町の桜井驛で子の正行と別れたという跡地。同じ公園の中に3種類もの記念碑が次々と建碑されている。
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フォト俳句(789) 『月見酒「不許山門」に及び腰』 「不許葷辛酒肉入山門」(くんしんしゅにく山門に入るを許さず)とは、ニラやニンニクといった臭く辛い野菜や肉などのなまぐさいものを食べた者、酒を飲んだ者は、山門に入るのを禁止するという意味です。このいかめしい文字を見ると身に覚えがあるときは、なんとなく気おくれ...
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フォト俳句( 788 ) 『十二単の高貴に勝てぬ更衣(ころもがえ)』 「光る君へ」の大河ドラマ展の会場でのこと。「体験しよう」のコーナーで試みに、平安王朝の装束・十二単の衣装を体感してみたのですが、なんと15~17㎏という「そのあまり重きに泣きて三歩あゆまず」の一幕でした。
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フォト俳句(786) 『池庭の星座のごとき蛍かな』 初夏の風物詩のホタル。最近は都心部の川べりや寺院の池などでも散見される。満を持していた今夜の醍醐寺の「ホタルの夕べ」は雨が恨めしい。 ″恋し恋しと鳴く蝉よりも、鳴かぬ蛍が身を焦がす” (都都逸)。
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フォト俳句(785) 『神鳥の有耶無耶頼り青峠』 昔、東北地方の山越えの難所に山鬼がいて旅人を悩ませたそうです。でも三本足の霊鳥がいて、山鬼が居るときは「有耶」(うや)、不在のときは「無耶」(むや)と鳴いて旅人に知らせたそうです。旅人が霊鳥の鳴き声を頼りにして峠を越えたとは、面白いエピソ―ドですね(下記の本...
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フォト俳句(784) 『山寺の全段クリャー風薫る』 芭蕉が奥の細道の旅に訪れた立石寺(山寺)を訪ねた。山門から奥の院まで1015段あるという気の遠くなりそうな石段の数に、せめて芭蕉が詠んだ「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」の碑がある「せみ塚」までと登り始めたところ意外にも全段の達成ができた。卒寿を過ぎた老体なのに自...
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フォト俳句(783 ) 『「待っていた」馬の背みせる霧の谷』 強風と霧雨のため蔵王のハウスで待機して、ライブカメラの映像を見ていたら、お釜状の火口湖が一瞬エメラルドグリーンの湖面をみせてくれたのです。思わず万歳を叫んで、ハウスを飛出していました。
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フォト俳句(782 ) 『毘沙門沼赤いハートの夏の鯉』 磐梯山の噴火によってできた「毘沙門沼」に赤い「ハート」状のマークを持つ「鯉」が棲んでいて、その鯉に巡り会うと「幸」を「招く」といわれています。
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フォト俳句(781) 『つやつやと日に日に濃ゆく柿若葉』 毎朝のこと、窓越に外を眺めると柿の若葉が、雑草に負けないスピードで元気よく育っていく姿が
、クローズアップされてすがすがしい気分になります。今年は出来の良い実が期待できそう。
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フォト俳句(780) 『草むしり鼬ごっこも胸の内』 わが家の庭は「雑草庵」、その名のとおり全面に雑草が茫々です。なにせ100坪もある庭を、卒寿を過ぎた老体一人でのお守りは持て余しです。外出しない日は雑草抜きの明け暮れですが、まさに「いたちごっこ」、唯一の救いは作業の後の爽やかさ位でしょうか。
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フォト俳句(779 ) 『長き列食いしん坊の日永かな』 人は年とともに「せっかち」になりがちですが、私はこと食べ物に関しては辛抱強いほうかもわかりません。でも近年ラーメンをはじめ、パン、和洋菓子店など、名だたる行列店が増え、その列の長さには驚くばかりです。
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フォト俳句(778) 『初夏の旅まずは山寺足ならし』 立石寺の石段の数が、山門から奥の院まで1015段もあると聞いてビビりました。「足ならし」どころか、せめて中途にある「せみ塚」まで登れたらという願いをこめて登り始めたのですが、不思議にも老体に生気が甦ったように全段をクリアーできたのです。神仏のご加護としか思えま...
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フォト俳句(361)『神苑へ蛇の泳ぎの堂々と』 蛇は肺呼吸をして、地面を這うのと同じ動きで水面を移動するそうです。平安神宮で人々のざわめきに気が付き、瞬間的にシャッターを切りました。
なおこの写真は「俳句文芸誌」の口絵に採用されました。
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フォト俳句(289)『冬の浜蝦夷のホッケに花が咲く』 ホッケは漢字では、𩸽(魚へんに花)と書きます。その由来は、幼魚が群れで泳ぐと花のようだという説と、日蓮宗の上人が、この魚を獲れるようにしたので、「ホッケ(法華)」と呼ぶという説があります。
この写真は、本日(5月22日)PM8時58から、MBSテレビのクイズ番組「東大王...
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フォト俳句(777) 『夕暮れや光源氏という椿』 大河ドラマの関係で「源氏物語」が脚光を浴びています。宇治の源氏物語ミュージアムの庭や宇治上神社の近くにも「光源氏」の椿がありますが、開花に出会えたのは城南宮の椿でした。
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