秋の七草として知られる「フジバカマ」。山野ではあまり見かけませんが、京都では「絶滅寸前種」に指定されているのでやむを得ません。しかし、寺社では植えられているのをよく見かけます フジバカマは蝶とセットのことが非常に多く、アサギマダラやツマグロヒョウモンなどが吸...

2019年は10/11（金）～14（月）に開催された、寺町通の「藤袴祭」。二条付近から今出川あたりまでの社寺や道端でたくさんの鉢植えの藤袴が展示され、アサギマダラなどが飛び交います。スタンプラリーや販売会、演奏会なども催される手づくりのイベントです

９月という響きはすっかり秋ですが、まだまだ残暑厳しい京都。こんな時期は、紅くなる前の青もみじで秋を意識しつつ、涼を愉しむ「床」はいかがでしょうか？

冬の京都の見所の一つ、雪化粧。寺社仏閣や山並み、嵯峨野や大原などの田園風景などの雪景色はとても美しいものです。桜や紅葉だけではなく、何でも絵になるところがさすが京都。

ＭＫ観光ドライバーに紅葉の見所について改めてアンケート！　ベスト３には古くからの名所である東福寺、永観堂、光明寺がランクイン。

実りの秋は、嵯峨野を歩いてみませんか。 古寺めぐりもよし、少しはずれには刈り入れが終わったばかりの田んぼもあり。足を休めがてら立ち寄りたいのが落柿舎と直指庵です。

お彼岸の時期に一斉に開花して田畑を真っ赤に染め上げ、一週間程度で散ってしまう彼岸花（ヒガンバナ）。春のソメイヨシノに対して秋のヒガンバナといったところですが、いずれもすべての個体が同じ遺伝子を持ったクローンである点が同じです

洛西エリアでは、郊外の田園地帯や神社仏閣などで美しい彼岸花を見ることができます。田畑をバックに咲く彼岸花も、石仏の間で咲く彼岸花もどちらも見事です。

京都の中でも田園が広がる洛北部では、田畑と彼岸花の美しい景色を楽しめます。たわわに実った稲や、刈取りがおわった稲と彼岸花の光景が見事です。

嵯峨野の他にも嵐山嵯峨野エリアには多くのコスモススポットがあります。広沢池や嵐山・高雄パークウェイのフラワーパークがお勧めです。

彼岸花についで嵯峨野の田園を彩るコスモス。日本原産の植物ではありませんが、日本の古き良き農村の景色によくあいます。

９月下旬から11月上旬にかけて日本中を彩るコスモス。その名称から、外来種であることは誰もが知るところですが、これほど日本の景色に定着した花も珍しいでしょう。京都でも郊外を中心に見どころはたくさんあります

花手水で知られる柳谷観音楊谷寺では、秋には手水鉢にコスモスがいけられます。他にも、長岡京には休耕田を使ったコスモス畑が複数あります。

洛北の郊外では、休耕田にコスモスが植えられているをよく見かけます。美しい田園風景をバックに一面コスモスが広がる景色は見事です。京都府立植物園でも長期間にわたってコスモスを見ることができます

桜ではなく新緑にあわせて特別公開される天龍寺塔頭の宝厳院は、青々とした新緑だけではなく、瑞々しい苔もあいまって緑で覆われます。シャクナゲやシャガなど初夏の花も庭園のあちこちを彩ります

嵐山を代表する観光スポットの天龍寺は、新緑青もみじも見事です。借景庭園として有名な曹源池庭園はもとより、前庭や塔頭も美しい緑で彩られます。

人でたくさんの紅葉シーズンとは異なり、新緑の時期は本来の山村らしい雰囲気を味わうことができ、心も身体もリフレッシュします。鮮やかに輝く新緑と抹茶を振り撒いたような苔とで境内は緑でいっぱいです

大原の三千院は紅葉で知られますが、新緑青もみじも見事です。青々とした苔や、美しく手入れされた杉木立と鮮やかな新緑青もみじが美しいハーモニーを奏でます。

名だたる紅葉名所が連なる東山界隈は新緑の名所でもあります 紅葉シーズンは人でいっぱいの円山公園～ねねの道～産寧坂～清水寺の定番コースも新緑シーズンはそんなに込み合いません。祇園界隈では、桜と同時に芽吹く柳の新緑も必見です

2014年にできるやいなや人気スポットになった将軍塚の青龍殿。京都でもここでしか見られない大展望が魅力です。青々とした新緑の向こう側に京都市街が広がります。