【祇園祭】後祭の山鉾巡行 ~河原町御池で見る辻回し
後祭が復活してから3回目の巡行である2016年の山鉾巡行。辻回しを見られる人気スポットである河原町御池の北東角と南東角の二箇所から山鉾巡行を楽しみました。休み山の鷹山も2019年から唐櫃巡業として参加し、2022年から山鉾巡業に参加予定と今後もますます楽しみです
Update Date : 2018-07-24 14:30:58
Author : ✎ MKタクシー


この記事をシェアしてください。 ☺

橋弁慶山
先頭はくじ取らずの橋弁慶山。奥に見える京都市本庁舎は、武田五一らの設計により1927年に竣工した建物です。西洋の建築様式をベースにしながら、随所に日本、中国、イスラム的な装飾を取り入れた近代建築史上に残る建物です
OpenMatome


五条大橋で弁慶と牛若丸が戦う姿を再現したものです。義経記では同じ五条でも五条天神とされますが、謡曲「橋弁慶」では五条大橋とされています。今の松原橋です
OpenMatome
片足で欄干から飛び上がらんとする牛若丸は、金具一本で固定されています
OpenMatome
舁き山は、今でこそ交差点での方向転換時にしか持ち上げませんが、本来は文字通り担いで巡行していました
OpenMatome
北観音山
上り観音山の異名を持つ曳山である北観音山が登場
OpenMatome
くじ取らずで常に2番目にあらわれます。前祭の鉾に負けない威容です
OpenMatome
辻回しのため、車輪との摩擦を最小限にするため竹をしきます
OpenMatome
「ソーレ、エンヤラヤー」の掛け声とともに、巨大な曳山が回転します
OpenMatome
4回程度繰り返し、90度直角に曲がります。今でこそ御池通→河原町通→四条通という大通りをとおりますが、1955年までは三条通→寺町通→四条通を通っていました。三条寺町の細い交差点で辻回しをやっていたのです
OpenMatome
屋根の上の屋根方は暇そうです。彼らが主に活躍するのは、新町通などでの電線の処理です
OpenMatome
浄妙山
2016年の山一番を引き当てたのは浄妙山。浄明山とも常明山ともいいます なお筒井浄妙さんは、飛び越えられている下側で、上は一来法師です
OpenMatome
舁き山はボランティアが中心で、ちょっとへっぴり腰気味。車輪が初めて認められたのは1963年で、それまでは担いでいました
OpenMatome
役行者山
山伏の法螺貝とともにあらわれるのが役行者山
OpenMatome
役行者は真ん中の赤い洞のなかにいるのですが、見えていません。左の赤熊をかぶっているのが一言主神で、右の輪宝を持っているのが葛城神です
OpenMatome
黒主山
続いて季節はずれの桜が目立つ黒主山。もちろん造花ですが
OpenMatome
黒主が桜を仰ぎ眺めているシーンを再現していますが、首の角度が結構急です。よほど見とれているのでしょう
OpenMatome
南観音山
後祭でも最重量を誇る南観音山。明治より前は北観音山と隔年で交互に巡行していましたが、明治以降はどちらも毎年登場します
OpenMatome
29mの市役所本庁者よりも高くみえますが、実際にはわずかに低いです
OpenMatome
できるだけ摩擦が少なくなるよう、入念に水をまきます
OpenMatome
そして扇子の合図とともにまわされます。上部がかなり揺れますが、縄がらみという衝撃を分散する技術で作られているため、見た目ほど危険ではありません
OpenMatome
曲がり終え、祇園囃子とともに南へと進みます
OpenMatome
鈴鹿山
ご神体は唯一の女神である鈴鹿権現です。1966年に前祭と後祭が統合されましたが、それに猛反対して1966年には山鉾巡行を取りやめたというエピソードもあります。なかなか気性の激しいご神体です
OpenMatome
初めて舁き山に車輪を導入した保昌山は非難も浴びましたが、翌年から半数の舁き山が車輪を導入し、あっという間に普及しました。今の人は力がない、というよりは同じくらいの背丈の人をこれだけそろえるのが困難なことが最大の要因です
OpenMatome
八幡山
八幡山のご神体は人形ではなく、八幡宮の小祠です
OpenMatome
鯉山
勢いよく滝を登る鯉の姿で目を引く鯉山
OpenMatome
舁き山は文字通り山を舁く(肩にのせて運ぶ)のため、車輪を装着することの是非は大いに議論になりましたが、車輪は極力目立たせないようにする、ということで妥協点が導かれました
OpenMatome
大船鉾
そして最後に現れるのが、くじ取らずで最後尾を飾る大船鉾
OpenMatome
2014年に復活したばかりですが、龍頭は今年から設置です
OpenMatome
扇子で合図とともにググッと回ります。通常の鉾とは異なり、背面が垂直ではなくオーバーハングのため、45度くらいの深い前傾姿勢です
OpenMatome
大船鉾の巡行をもって、前祭23基、後祭10基、計33基の巡行は終わりと告げます 橋弁慶山が来てから大船鉾が通りすぎるまで、概ね1時間でした。これくらいがちょうど飽きも来なくて良い感じです、前後共催時は終盤戦は飽きてきて、帰路につく人も多かったです
OpenMatome
ご予約・お問い合わせ
観光タクシー・ハイヤー
ご予約・お問合せは☎075-757-6212、またはMKタクシーHPで。 MKタクシー's Matomeに関するお問い合わせは、b.kikaku@mk-group.co.jpまで
MK観光タクシー・ハイヤー
MKタクシー
☎075-778-4141 ※おかけ間違いにご注意ください。 お電話不要、簡単注文「スマホ配車」はこちら
MKタクシー
京都でタクシー・ハイヤーのドライバー職募集「MKタクシー採用サイト」
お客様に日本の素晴らしさを発信するお仕事です! MKタクシーは日本有数の観光名所である京都に位置していますので、送迎のお仕事だけではなく、日本国内各地や海外からいらっしゃるお客様に京都や 日本の素晴らしいところを発信する大切でやりがいあふれるお仕事です。

この記事をシェアしてください。 ☺




舞妓さんのゴールデンホホバ

ほんまもんの

保湿力。

上質なホホバでお肌ケア
✔美白、アンチエイジング
✔クレンジングから洗顔後のお手入れまで、これ1本でオールインワンオイル
✔髪、頭肌のケア、爪の保湿
✔肌荒れ、乾燥肌などのお肌の悩み解決
関連記事
1
祇園祭の山鉾巡行(後祭)の点描~
2
祇園祭の山鉾巡行(前祭)~『御池通堺町』
3
祇園祭 (2024年)の「屏風祭」から二題
4
祇園小唄の歌碑祭 【円山公園】
5
祇園祭(後祭)の山鉾のご神体 『鉾町』
Maiko SNS
SNSで舞妓さん撮影会の情報発信中


人気のある記事
1
iPhoneを縦向きで動画撮影したときの編集方法
2
自動車運転免許の最高峰 けん引第二種免許とは
3
京都で生まれ京都で育った酵素浴「京の酵素浴」:ヒートショックプロテイン(HSP)入浴
4
寒咲のサクラ特集 ~秋から冬に開花するいろんな桜|MKタクシー
5
「Photography to create Maiko Art」参加者募集中!