『大みの』では、舞妓さんのほか、芸妓さんに変身することもできるが、毛利さんのおっしゃるとおり、すべての“変身”に使われるお衣装は、かつて、この花街で活躍されてきた芸舞妓さんが実際にお召しになられていたものだ。
お化粧も舞妓さんが普段使われている製品で、より“本物”に近いお化粧を施してもらえる…と聞いて、ワクワク感はさらに高まった。といっても、今回、変身するのはモデルさんであって、むろん私ではない。
「では、何をそんなにときめいてるの?」と思われるかもしれないが、事前に拝見した写真の中で微笑むその女性があまりにも可愛らしかったので、「素の状態でこんなにも美しいのに、一体全体、どんな風に変身してしまうのだろう?」と期待に胸が躍ったのだ。
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