2002年8月2日、ＭＫタクシーでは当時としては画期的なＬＥＤを使用した行灯（屋上灯）を導入しました。 すでに大阪などでは導入済でしたが、満を持して京都でも全車に導入されました。

8月より ハートマークの行灯　もっと明るく！もっと大きく！変わります 京都ＭＫの行灯（ハートのマークの屋上表示灯）が、八月より昼でも夜でも、遠くからでもよく見えるＬＥＤ行灯に変わります。 デザインも少し変わり、より明るく、見やすく、サイズも大きく！ 全国初のＬＥＤ利用のこの行灯は実用新案登録済です。 見やすくなって街中でもより探しやすくなります。

以前の行灯です。 今でも一般的なフレーム内で電球が点灯するタイプでした。 形もハートマークなの（？）と思わなくもありません。

ハートマークも2倍の大きさになり、旧行灯と比べて誰がどうみても「ハートマークのタクシー」です。 前面はＭＫのイメージカラーであるオレンジ色に点灯します。

後側は緑色です。 本来は後ろもＭＫのイメージカラーのひとつでもあるオレンジ色に点灯させたいのですが、車両の保安基準上後方にはオレンジ色の点灯がつけられないため、緑色としています（ウインカー等と誤認しないようにしているのです）。 しかし、そのために停車中であってもオレンジであれば近づいてくる車両、緑であれば遠ざかっていく車両というのが一目で判断できるようになるというメリットができました。

2017.3.13～14には”ホワイトデータクシー”として、京都で１台だけの白色のハートの行灯がついたタクシーが運行しました。 反応は十人十色ですが、”京都で１台だけのタクシーです！”と伝えると、”むちゃくちゃラッキーやん！”と写真を撮っていただいてその場でＳＮＳに上げてくださるお客様もいらっしゃいました！

2000年2月16日には特許庁より実用新案登録を受けています。 出願資料によると、実際の行灯とは形状が異なりますが、実用新案はアイデアを登録するものなので、形状はあまり重要ではありません。 屋上表示灯に複数のＬＥＤを使用するというアイデアが登録されました。 なお既に2005年に期限切れにより自動的に失効しています。 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】点灯手段を備え、文字、図形等の標識が表されたタクシーの屋上表示灯において、前記点灯手段がＬＥＤであり、前記標識の形に複数のＬＥＤが並べられていることを特徴とする表示灯。

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