「馬堀」の地名の由来を求めて～鬼退治の伝説 『マロッコ公園』
来年の干支との関連もあり、かねてより気にしていたJR嵯峨野線「馬堀駅」の近くにある公園を訪ねた。「馬堀」の由来が記されたモニュメントを探し当てると、麻呂子親王（用明天皇の第3皇子）の鬼退治伝説の経緯が壁画とともに記されている（注・大江山の鬼退治伝説は源頼光が酒呑童子を退治した伝説など３種類ある）。
Updated Date : 2025-12-22 21:51:35
この記事のシェアをお願いします。☺
麻呂子親王の鬼退治伝説のモニュメント
「馬堀」の地名の由来が記されている（左側が壁画、右側が由来の説明盤）。
OpenMatome
地名「馬堀」の由来
麻呂子親王が鬼征伐に向かう途中、篠村（当地）のあたりで、商人が死んだ馬を土中に埋めようとしているのを見て、「この征伐、利あらば馬必ず蘇るべし」と誓をたてて祈ると、不思議にも馬は地中でいななき蘇った。掘り出してみると立派な馬だったという。親王はこの馬に乗って無事に鬼征伐を果たすことができ、爾来この地を「馬堀」と呼ぶようになった由。（公園の解説は、子供たちが理解しやすいように、簡易に書かれている）。
OpenMatome
公園の中心部にある岩と小さな泉
心なしか、馬と蹄（ひずめ）にも似た形状を感じさせる。
OpenMatome
公園の名前が記された表示板
麻呂子親王のマロコからのネーミングと思われる。
OpenMatome
亀岡市篠町馬堀駅前二丁目
35.01104518746876
135.60435215011242
0
0
0
17
35.01104518746876,135.60435215011242,0,0,0
この記事のシェアをお願いします。☺
関連記事
|
菅原道真が存命中に建立された天満宮 『生身（いきみ）天満宮』 |
|
デザインマンホール（No.4１ )～二種類 『亀岡市』 |
|
水と石の物語（No.17 ）～ 『芹根水（せりねすい）』 |
|
奥つ城（No9） 『向井去来』 |
|
フォト俳句（889 ）『冬空や石仏塁ねたる築城』 |