疫病退散を祈る巨大な祭 ~五感で感じる祇園祭
7月京都は祇園祭一色に。疫病退散の願いをこめて行われる巨大な祭り、祇園祭。 日常ではない、まさに祭の空気が町全体に満ちるとき。 とてもすべてをご紹介することはできませんが、宵山を中心に、極私的オススメポイントをピックアップ。まずは駅等でマップを手に入れて、いざめぐりましょう。
Update Date : 2016-08-17 10:45:03
Author : ✎ MKタクシー


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祇園祭
その起源は約1000年にさかのぼり、途絶したこともありましたが、そのたびに京の町衆は復活させ、次の世代に渡してきたのです。 よく知られているのは16日の宵山、17日の山鉾巡行ですが、祭神を町々に迎える神輿の渡御を中心に、7月1日~5日の吉符入から31日の夏越祭まで様々な行事が行われます。
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祇園祭動画(英語版)


祇園祭動画
祇園祭紹介の動画(英語版)はこちら 作成は、英語教育担当職員(ハンガリー出身) 山鉾巡行は2014年の写真
7/15追加
MK Limousine & Taxi Service Corp., Kyoto
視覚
函谷鉾
祇園祭の山鉾は動く美術館と言われるほど豪華な懸装品が特徴的です。極彩色の西陣織をはじめ、中には16世紀にベルギーから輸入されていたというタペストリーもあります。
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船鉾(ふねほこ)
鉾自体の形のユニークさでは船鉾が一番。天保年間に完成したというもの。江戸の京都人の感覚がうかがえます。
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蟷螂山(とうろうやま)
別名かまきり山とも。糸をひくと羽根が動くリアルなカマキリのカラクリ人形が楽しいです。
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聴覚
7月になれば山鉾町のあちこちでコンチキチンのお囃子が聞こえはじめます。特に、夕方や休日の四条烏丸のあたりでは、囃子方の方が集まって練習されている生の音を耳にすることができます。
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触覚
会所
触覚を少し広く解釈。 宵山ではぜひ、山や鉾に上がってみてください。 例えば月鉾。江戸中期の絵師、円山応挙が手がけた屋根裏の装飾を見ることができます。そう、応挙も祇園祭を支えた町衆だったんですね。 また会所ではご神体や懸装品に間近に接することができます。
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上がって見物することのできる山鉾   長刀鉾、函谷鉾、菊水鉾、鶏鉾、月鉾、船鉾、岩戸山、放下鉾、南観音山 ※山鉾によりますが、午後9時頃受付終了の山鉾が多いです。長刀鉾、放下鉾は女人禁制です。
味覚
菊水鉾
祇園祭にちなんだ食べ物もいろいろあります。 中でもよく知られるのは菊水鉾のお茶席で出される「したたり」です。
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したたり
鉾町の氏子でもある亀廣永のお菓子で、アクの除かれた透明な黒砂糖の味わいを寒天で閉じこめた琥珀羹です。(菊水鉾のお茶席は7月13日~16日。)
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【コラム】ちまきは食べられる?
祇園祭のちまきは厄よけのために門口に飾るもの。食べるものではありません。 しかし、毎年「食べられないのか」という問合せがあるそう。 それで、食べられる“生ふ”のちまきが黒主山から売り出されることになったそうです。 (販売は14~16日の午後5時から。1本1,000円で1日100本限定。)
嗅覚
お祭りのにおいといえば、やっぱり屋台! たこやきやベビーカステラなど定番ものも楽しめますが、注目は周辺の名店が期間限定で店先に出す屋台。 本格的な賀茂ナス田楽や豚まん、甘味・・・・・・気軽に味わうことができます。 ビールを片手にエネルギーを補給しながら歩きましょう!
シエル四条烏丸|MKボウル・パルケ・シエル
山鉾巡行と神輿
注連縄切り
山鉾巡行のスタートは9:00。 先頭の長刀鉾が動き始めます。 9:20頃、四条麩屋町にて巡行の幕を切っておとす「注連縄切り」が行われます。
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辻回し
曲がり角での注目ポイントは辻回し。大きく重い山や鉾の方向転換です。また昔ながらの風景を見るなら狭い道に町家が残る新町通あたりがよいと聞きます。 いずれも大変に混み合いますので、見たいポイントを定めて、1時間以上前からスタンバイしておくことをオススメします。
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16日深夜の神輿
17日・山鉾巡行の後 本来、山鉾巡行は神輿の清め、神社直轄の神事として神輿の渡御は非常に大切な神事とされています。 17日夕方、5時半頃、八坂神社の神霊を遷されたこの3基の神輿が氏子町をめぐり、四条寺町の御旅所まで渡御します。 1週間、神霊はこの御旅所に鎮座し、24日の還幸祭で八坂神社に還ります。
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こぼれ話
屏風祭
新町通などを歩いていると、家の中には明りが灯され、お座敷に屏風などの家宝が飾られていることに気が付きます。これが屏風祭です。 秘蔵の品をそっと拝見する年に一度の機会です。
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2016年の祇園祭についてはこちらも参照
2016年祇園祭 点描 - OpenMatome
2016年の前祭、後祭の山鉾巡行の点描です。今年はちょうど土日だったこともあり、初めてフルで観覧しました。ここ一番というより、なんていうこともない写真を中心に選んでみました。
巧みな技術で電信柱ギリギリを通過する山鉾 - OpenMatome
山鉾巡行といえば、四条通、河原町通、御池通など広い通りを威風堂々と巡行するイメージが強いですが、新町通に入ると一転して細い道を電信柱を巧によけながら通過する姿を間近で見ることができます。まさに腕の見せ所といったところでしょう。ちなみに当たりそうになってもちゃんとバックできるのでご安心を。
祇園祭(前祭巡行)の点描【四条通河原町】
タイトル : 祇園祭(前祭巡行)の点描 種別 : なう 場所 : 四条通河原町 撮影日時 : 2016年7月17日 おすすめ ポイント : ビルの上から眺め下す山鉾巡行 説明 : 2016年の祇園祭(前祭)の山鉾巡行は三連休の中日に恵まれ大観衆の見守るなか盛大に行われました。 今回は四条河原町のビルの8階から見下ろす形の見学でしたが、日ごろは肉眼で見えにくい真木の中央に祀られた各鉾にゆかりの主役となる人形などを間近に見ることができました。 情報提供 : さくらがい
祇園祭 神輿洗い【四条大橋】
タイトル : 祇園祭 神輿洗い 種別 : なう 場所 : 四条大橋 撮影日時 : 2016年7月10日 おすすめ ポイント : 榊の枝に含ませたしぶきを浴びると無病息災という。 説明 : 祇園祭の神幸祭に先立って神輿を鴨川の水で洗い清める儀式。すさのうのみことを祀る中御座が前後に松明を点じて四条大橋の中央にわたる。神官が鴨川の水を汲み上げ、榊の枝に含ませて神輿にそそぎ清める。 情報提供 : さくらがい
祇園祭のお迎え提灯【八坂神社→市役所→八坂神社】
タイトル : 祇園祭のお迎え提灯 種別 : なう 場所 : 八坂神社→市役所→八坂神社 撮影日時 : 2016年7月10日 おすすめ ポイント : 市役所前での踊り披露 説明 : 神輿洗いの神輿を迎えるために提灯を立て行列を整えて氏子地域を練り歩く。市役所前では鷺踊り,小町踊りの披露の後八坂神社に戻る。 情報提供 : さくらがい
長刀鉾の稚児舞披露【長刀鉾保存会】
タイトル : 長刀鉾の稚児舞披露 種別 : なう 場所 : 長刀鉾保存会 撮影日時 : 2016年7月5日 おすすめ ポイント : 夏の風物詩 説明 : 祇園祭(前祭)の山鉾巡行の先頭を切る長刀鉾の稚児舞が7月5日(午後3時20分~)四条通烏丸西の町会所の2階で披露されました。 祇園祭の無事を祈願する「太平の舞」は、お稚児さんが大きく身を乗り出して旋回しながら舞いを見せてくれました。歩道は暑さにめげず見学者で黒山の状態、いよいよ本番近しです。 情報提供 : さくらがい
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