東寺、仁和寺と並んで京都三大弘法の一つとして親しまれ、「西賀茂の弘法さん」とも言われています。 幕末の女流歌人、大田垣連月尼の隠棲所であり、茶室「蓮月庵」が残されています。 毎年7月には空海の伝説にちなんだ「きゅうり封じ」の祈祷が行われます。

じんこういん

拝観時間　7：00～17：00

拝観料　　境内自由

交通　　「神光院前」バス停から徒歩1分

市街地から少し離れた、大原の里にあるお寺です。苔と紅葉が美しい庭園にたたずむ小堂、往生極楽院には阿弥陀三尊像（国宝）が安置されています。中央の阿弥陀さまの脇にいる２体の菩薩さまは、大変めずらしいことに正座のような姿。往生する（あの世へ行く）者を極楽へお迎えしようと立ち上がる瞬間の姿を現しているのです もとは伝教大師（最澄）が比叡山東塔にひらいた草庵に始まり、数度の移転を経て現在の地におかれました。大原は旋律のあるお経・声明（しょうみょう）の里としてもよく知られています

さんぜんいん

拝観時間　8：30～17：30（11月） 　　　　　　9：00～16：30（12～2月） 　　　　　　9：00～17：30（3～10月）いずれも受付は30分前まで

拝観料　　700円

交通　　「大原」バス停から徒歩10分

平安時代、疫病をはらうため船岡山で御霊会（ごりょうえ）を行ったのが神社のはじまりです。 病気の仕組みが解明されていなかった時代、御霊の祟りを鎮めることで健康を願ったのです。４月に行われる「やすらい祭」は太秦の牛祭、鞍馬の火祭とともに京都の三大奇祭の一つとして知られています。

いまみやじんじゃ

拝観時間　日中随時

拝観料　　境内自由

交通　　「今宮神社前」バス停すぐ

日本庭園の最高傑作の呼び声高い修学院離宮。比叡山などの東山だけではなく京都市内全体を借景として取り入れた実に雄大な庭園で、他に類を見ない規模です。上離宮、中離宮、下離宮にわかれた広大な庭園ながら細部まで手入れが行き届いています 当然人気も高いのですが、三ヶ月前までに申し込みの抽選制で、かつ週末は月1日のみさか公開されず、参観はかなり高き門でした。しかし、2016年に月曜日と年末年始以外は常時公開、当日参観制度が開始と参観制度が大改正され、一気に敷居が低くなりました

しゅうがくいんりきゅう

参観時間　13：30、15：00（当日受付の場合）

参観料　　無料

参観休止日　月曜日（祝日の場合は火曜日）

交通　　「修学院駅」から20分

本堂の丸い「悟りの窓」と四角い「迷いの窓」が有名です。関ヶ原前哨戦で伏見城が落城したときの鳥居元忠らの自刃のあとが残った板を天井板として使っており、血天井として知られています

げんこうあん

拝観時間　9：00～17：00

拝観料　　400円

交通　　「鷹峰源光庵前」バス停すぐ 2021年秋ごろまで拝観中止中

サツキが美しい枯山水庭園に「コーン」とひびく禅味あふれる音。水の流れを利用して音を発する僧都（そうず・一般には鹿（しし）おどしとも呼びます）は、詩仙堂を創建した石川丈山の考案と言われます。

しせんどう

拝観時間　9：00～17：00（受付は16：45まで）

拝観料　　500円

交通　　「一乗寺下り松町」から徒歩7分