京都で最も有名な桜と言って間違いないでしょう。一時はかなり衰えが目立ちましたが、近年は元気を取り戻しつつあります 大人気の花見スポットのため、たくさんの人で賑わいますが、多くの露店が出ているので縁日気分で楽しめます。 角度によって見え方が変わるので、ぐるっと一周回ってみるのも良いでしょう。 24時間みられるため、人の少ない早朝もおお勧めです。

「糸桜」として知られる近衛邸跡の枝垂桜。あわせて60本もの大木が一帯を埋め尽くしています。 広いので、人混みで大混雑といったことはありません。 24時間入れるので、早朝に御苑内を散歩しつつ桜を眺めるのも良いでしょう。

古くから桜の名所として有名な醍醐寺ですが、中でも霊宝館の大枝垂桜は今や京都で最も人気のある桜といっても過言ではありません。幅30ｍはあろうかという桜は、圧倒的な存在感です。きちんと保護されているため、とても元気で勢いを感じます。 開館中はたくさんの花見客でにぎわいます。 霊宝館の所蔵品も超ハイレベルで必見です。

年間89万人の入園者数と、名実ともに日本一の植物園である京都府立植物園。春の主役は何といっても芝生広場の「大枝垂桜」。端正にして華麗な姿は見事です。 園内は広いので、ゆっくりと眺めることができます。 根本の脇に東屋があり、裏側からもじっくりと見ることができます。枝を支える柱が林立する、それはそれで面白い景色です。

京都の桜シーズン開幕を告げるのは、平野神社の「魁桜」。文字通り他の桜に先駆けて開花します。 桜の宝庫である平野神社は、他にも寒咲きの十月桜や寒桜、早咲きの河津桜や桃桜など、3月から多彩な桜が境内を彩ります。何と5月初めまで桜を楽しむことができます。 24時間見ることができ、拝観料がいらない点も魅力です。 3/25～4/20にはソメイヨシノの下で「桜茶屋」が出店されます。

府内唯一の国指定天然記念物である桜の「九重桜」を擁する常照皇寺。樹齢650年と言われる古木でさすがに衰えも見えますが、歳月を感じさせる幹など、風格を漂わせます。 旧京北町山国という遠方ですが、桜のシーズンには周囲も賑わいます（といっても決して混雑はしません）。一重と八重が同時に咲く「御車返の桜」も有名です。

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