ミシュランを複数獲得した村田吉弘シェフのコツ~「割合」でつくると簡単に味が決まる!
和食の味付けは難しいと思われがちですが、実はシンプルな「割合」でできている。 これさえ覚えればピタリと味が決まる! 甘辛の味~1:1:1=みりん:しょうゆ:酒  照り焼きに まろやかな酢醤油の味~1:1:1=みりん:しょうゆ:酢  酢の物や和風サラダに 煮物の味~1:1:8=みりん:しょうゆ:出汁 京風煮物の味~1:1:15=みりん:しょうゆ:出汁
Update Date : 2015-12-17 10:17:12
Author : ✎ Kyoto Culture
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「菊乃井」村田吉弘氏

「京都の料亭 菊乃井 」本店
35.00144978705489
135.7820111559704
35.00144978705489,135.7820111559704

「京都の料亭 菊乃井 」赤坂店
35.66964658720909
139.7341175400652
35.66964658720909,139.7341175400652
味の基本~1:1=みりん:しょうゆ
きんぴら
ポイントは、しょう油とみりんが、1対1の割合いです。覚えやすく、簡単に味が決まります。「ごぼうのきんぴら」にも応用できます。 ●れんこんのきんぴらの材料(2人分) れんこん (正味)200g 赤とうがらし(種を除いて小口切り) 1本分 白ごま 適量 サラダ油 大さじ1と1/3 合わせ地 しょうゆ 20ml(大さじ1と1/3) みりん  20ml(大さじ1と1/3) ●作り方 1、れんこん((正味)200g)は5mm幅の薄切りにする。水にさらし、水けをきる。 2、表面加工のしてあるフライパンにサラダ油(大1と1/3)を熱し、赤とうがらし(種を除いて小口切り1本分)を炒める。 香りがたったられんこんを加えて炒める。 3、合わせ地のしょうゆ、みりん(各20ml大さじ1と1/3)を加え、汁けがなくなるまで煮からめる。 ※しょうゆとみりんで手軽に常備菜を! ※強火で水分をとぼします。 4、白ごま(適量)を加えて混ぜ、器に盛って完成。
おさらいキッチン
味の基本~1:1:8=みりん:しょうゆ:出汁
秋なすの煮物
(2人分) ・なす 2コ 【煮汁(1:1:8)】 ・しょうゆ 30ml(大さじ2) ・みりん 30ml(大さじ2) ・だし 240ml(カップ1+1/5) ・みょうが (小口切り) 1コ分 つくり方 1 なすはガクにグルリと切り目を入れて取り除く。縦半分に切り、皮目に1~2mm幅の切り込みを入れる。 ※ポイント:細かく切り込みを入れ、【煮汁】の味がよく入るようにします。 2 鍋に【煮汁】を合わせて火にかけ、沸騰したら皮を下にしてなすを入れる。落としぶたをして、強火で5分間ほど煮る。 3 鍋ごと冷まし、【煮汁】適量と一緒に器に盛る。みょうがをあしらう。
秋なすの煮物
肉じゃが
<材料>2人分 牛ばら(or牛の切り落し)スライス300g ジャガイモ3個 玉ねぎ2個 油適量 絹さや8枚 ゆず少々 煮汁 だし汁480cc 濃口しょう油60cc みりん60cc ■ 作り方 1) 牛肉は5cm幅に切ります。 2) ジャガイモは皮をむき、8つ割り程度の大きさに切ります。 3) 玉ねぎは繊維に沿ってクシ形切りにします。 4) 鍋に油をひき、玉ねぎとジャガイモを入れて炒め、油がなじんだら牛肉を入れます。 5) 牛肉の色が変わったら煮汁を入れ、落としぶたをして強火で煮ます。 6) 煮汁が煮詰まってきたら、すじを取った絹さやを入れます。 7) 煮崩れに注意しながら、煮汁がほとんどなくなるまで中火で煮ます。 8) 器に盛りつけ、ゆずの皮の千切りをあしらいます。
肉じゃが
春の煮しめ
(2人分) ・ゆでたけのこ 1/2本(200g) ・干ししいたけ 2枚 ・にんじん 3cm ・こんにゃく 1/5枚 【煮汁】*1:1:8 ・しょうゆ 12.5ml(小さじ2+1/2) ・うす口しょうゆ 12.5ml(小さじ2+1/2) ・みりん 25ml(大さじ1+2/3) ・だし 200ml(カップ1) ・菜の花 4本 ・木の芽 適量 つくり方 1 干ししいたけは水につけて半日ほどおき、戻ったら軸を切る。たけのこは穂先と根元を切り落とす。根元に近い部分は1cm幅の輪切りにし、大きいものは半分に切る。穂先に近い部分は縦6等分に切る。 2 にんじんは5mm厚さの輪切りにする。耐熱容器に入れ、水少々を加えてラップをし、電子レンジ(600W)に2分間ほどかける。 3 こんにゃくは端から5mm厚さに切る。真ん中に切り込みを入れて端をくぐらせ、手綱の形にする。 4 菜の花は、ざるに入れて熱湯をかける。 5 鍋にたけのこ、干ししいたけ、にんじん、こんにゃくを入れて【煮汁】を加え、落としぶたをして強火にかける。【煮汁】がほとんどなくなったら菜の花を加えて煮からめ、器に盛り、木の芽をあしらう。 ※ポイント:煮汁がうっすら残るくらいで、菜の花を加えます。
春の煮しめ
おでんなど旬の煮物~1:1:15=みりん:しょうゆ:出汁
がんもどきの含め煮
(つくりやすい分量) ・がんもどき 4コ ・さやいんげん 12本 【煮汁(1:1:15)】 ・うす口しょうゆ 20ml(大さじ1+1/3) ・みりん 20ml(大さじ1+1/3) ・だし 300ml(カップ1+1/2) ・しょうが (すりおろす) 1かけ分 つくり方 1 鍋にがんもどきと【煮汁】を入れる。落としぶたをして中火にかけ、沸騰してから5分間ほど煮る。 ※ポイント:落としぶたで、【煮汁】を全体に回します。オーブン用の紙を丸く切ったものでもOK。 2 さやいんげんは両端を切り、熱湯でゆでる。1に加え、2~3分間ほど煮る。 3 2を【煮汁】ごと器に盛り、しょうがをあしらう。
がんもどきの含め煮
漬け地~1:1:12=みりん:しょうゆ:出汁
ほうれんそうのおひたし
(2人分) 材料をメールする ・ほうれんそう 1ワ(200g) 【漬け地】*しょうゆ:みりん:だし=1:1:12 ・うす口しょうゆ 15ml(大さじ1) ・みりん 15ml(大さじ1) ・だし 180ml ・削り節 適量 つくり方 1 【漬け地】を鍋に合わせて火にかけ、沸騰したら火を止めて冷ます。  2 ほうれんそうは熱湯で色よくゆで、冷水にとる。水けを絞る。 ※ポイント:味がぼやけてしまわないよう、水けはしっかり絞ります。 3 2を3cm長さに切り、【漬け地】に1時間ほど浸す。【漬け地】ごと器に盛り、削り節をあしらう。
ほうれんそうのおひたし
あわせ地~1:1:1=みりん:しょうゆ:酒
豚のしょうが焼き
・豚肩ロース肉 (5~7mmの厚さのもの) 4枚(約280g) ・キャベツ 1/6コ 【あわせ地】 ・酒 大さじ1 ・しょうゆ 大さじ1 ・みりん 大さじ1 ・しょうが汁 小さじ2 ・しょうが (みじん切り) 1かけ分 ・サラダ油 ・ごま油 つくり方 1 豚肉は室温に戻し、ところどころ筋を切る。キャベツはせん切りにする。たれの材料は器に合わせておく。 ※ポイント:肉の脂肪と赤身の間の筋を断つように包丁を入れ、焼き縮みを防ぐ。 2 フライパンにサラダ油・ごま油各小さじ2を入れて強火で熱し、1の豚肉を焼く。下面がこんがり焼けたら裏返し、すぐに【たれ】を回しかける。 ※ポイント:【あわせ地】を加えるのは、肉の下面がこんがり焼けてから。 3 【あわせ地】が煮立ったら、肉をいったん取り出し、フライパンに残った汁を煮詰める。とろみがついてきたら肉を戻し入れてからめ、器に盛って1のキャベツを添える。 ※ポイント:肉が堅くならないうちに取り出し、たれだけをしばらく煮詰める。とろみがついたら肉を戻し入れ、サッとからめて照りよく仕上げる。
豚のしょうが焼き
鶏肉の照り焼き~1:1:1 ぶりの照り焼き~1:1:1 たこと長芋の酢の物~1:1:1=みりん:しょうゆ:酢
魚の煮物~1:1:4:4=みりん:しょうゆ:酒:水
さばのしょうが煮
(2人分) 材料をメールする ・さば 2切れ(1/2匹分) ・しょうが (薄切り) 1かけ分 【魚の煮汁(1:1:4:4)】 ・しょうゆ 20ml(大さじ1+1/3) ・みりん 20ml(大さじ1+1/3) ・酒 80ml ・水 80ml 1 さばの皮目に十文字の切り込みを入れ、熱湯にサッとくぐらせる。表面が白くなったら氷水にとり、血合いや汚れを取り除く。 ※ポイント:こうして霜降りすることで、青魚特有の臭みを抜きます。 2 鍋にさばとしょうがを入れ、【魚の煮汁】を合わせて注ぐ。 3 落としぶたをして中火にかけ、煮汁がトロリとするまで煮る。
さばのしょうが煮
さわらの幽庵(ゆうあん)焼き
(2人分) 材料をメールする ・さわら 2切れ(180g) 【幽庵地】*1:1:4:4 ・しょうゆ 20ml(大さじ1+1/3) ・みりん 20ml(大さじ1+1/3) ・酒 80ml ・水 80ml ・木の芽 4枚 ・サラダ油 少々 つくり方 1 【幽庵地】を合わせ、さわらを約24時間つけておく。 2 表面加工のしてあるフライパンにサラダ油少々を熱し、1の汁けをきって入れる。 3 ふたをして弱火で焼き、片面が焼けたら裏返す。こんがり焼けたら器に盛り、木の芽をあしらう。 ※ポイント:焦げやすいので、火はごく弱火で。ふたをして中まで火を通す。
さわらの幽庵(ゆうあん)焼き
どんぶりはだしをきかせて~7:5:3=出汁:みりん:薄口しょうゆ
卵丼
(4人分) 材料をメールする ・卵 12コ ・水溶きかたくり粉 大さじ2+2/3 *かたくり粉と水は1:1 ・青ねぎ 1ワ 【A】*だし7:みりん5:薄口しょうゆ3 ・だし 210ml   *おいしい一番だしのとり方参照 ・みりん 150ml ・うす口しょうゆ 90ml ・ご飯 丼4杯分 ・粉ざんしょう 適宜 つくり方 1 青ねぎは斜め切りにする。【A】は合わせておく。丼にご飯をよそって平らにならす。 2 1人分ずつ鍋でつくる。鍋に【A】の1/4量(約110ml)と1の青ねぎの1/4量を入れて火にかける。 3 卵3コをボウルに割り入れ、水溶きかたくり粉小さじ2を加える。こうすると火がゆっくりと通り、ふっくら、しっとりと仕上がる。菜ばしでザックリと溶き混ぜ、卵のコシをきる。 4 2が沸騰したところに、3の卵液を流し入れる。強火にして菜ばしでかき混ぜ、鍋のふちのほうから卵が固まってきたら、玉じゃくしなどで1のご飯にのせる。残り3人分も同様につくる。好みで粉ざんしょうをふる。
卵丼
おいしい一番だしのとり方
おいしい一番だしのとり方
(でき上がり約1.4リットル) ・水 1.8リットル ・昆布 30g ・削り節 (かつお) 50g つくり方 1 昆布は堅く絞ったぬれぶきんで表面を軽くふく。 2 鍋に分量の水と昆布を入れて弱火にかけ、ゆっくりと温度を上げる。60℃(指を入れてみて、熱くてつけていられないくらい)に温度を保ちながら、30分~1時間かけて煮出し、昆布を取り出す(昆布だし)。 ポイント 温度が80℃以上になると、昆布のうまみが出ず、逆に生臭さや雑味が出てしまう。 3 85℃(表面がゆっくり動く程度)まで温度を上げたら火を止めて、削り節を一度に加える。 4 削り節が沈んだら、紙タオルなどを敷いたざるでこして、ボウルに受ける。 ※ポイント:ざるに残った削り節を押したり絞ったりすると、だしの色が濁り、えぐみなども出てしまうので、力を加えず自然に汁けがきれるのを待つ。 5 でき上がり。冷蔵庫で2~3日間は保存できる。また、製氷器で凍らせ、ブロックに割ってジッパー付きポリ袋に入れてもよい。冷凍庫で約1か月間保存可能。
おいしい一番だしのとり方
村田吉弘シェフがふだん使っている調味料

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