1997年10月21日、ＭＫスカイゲイトシャトル出陣式

1997年7月3日に発表した事業計画でも冒頭で次のように謳っています。 ----------- 「規制緩和」時代において、よりいっそう利用者に便利で快適な移動手段を提供するために、これまでのタクシー・ハイヤーの概念にとらわれない新しい事業を計画し、逐次実施

京都新聞「乗合ジャンボタクシー 京から関空へ発車」 朝日新聞「エムケイ関空行き乗り合いタクシー」 日経新聞「エムケイに認可 関空送迎サービス」 読売新聞「ジャンボタクシー許可」 産経新聞「京都－関空間にジャンボタクシー 21日からエムケイ」

10/1、MKが六月より申請しておりました『関空スカイゲイトシャトル』(京都市域←→関西国際空港の乗合ジャンボタクシー)の免許を近畿運輸局長より頂戴し、10/21より運行を開始することといたしました。 この『関空スカイゲイトシャトル』は、お一人様・片道3,530円で、ご自宅から関空カウンター～自宅をMKのジャンボハイヤーで直接結ぶ、これまでにない新しい交通手段です。 特に、ご自宅と関空玄関を直接結ぶため、

乗り換えの手間が一切なし。

乗務員が関空カウンターまで荷物を運ぶため、お客様は荷物運搬の心配不要。

お帰りの際も乗務員が税関出口までお迎え。お客様は手ぶらでOK。

というメリットがあります。 すでに予約・問い合わせ殺到 喜び・歓迎の声も続々と！！ この「関空スカイゲイトシヤトル」の免許が新聞上などで発表されて以来、既にお客様からの予約やお問い合わせが殺到しております。例 えば、免許翌日から三日間だけで、実に23組105名様より予約を頂戴し、その倍以上のお問い合わせを頂いております。 そうした中、既にご予約されたお客様から、次のようなお声を頂戴しています。

京都教育大学庶務課国際交流担当者より 待っていたんですよ、こんなサービスを!これは本当に便利、それにこの値段は安いと思います。 今回は特に、荷物の多い留学生の送迎をお願いしているので、荷物を持って移動するわずらわしさから解放されるわけですから本当にありがたい限りです。不慣れな留学生らもきっと喜ぶことでしょう。 タクシーでは少し高くつきますし、かといってバスをチャーターするまでの人数がいるわけでもない、こんな少人数の移動に最適ですね。今後もぜひ利用していきたいと思っています

京都市北区田中様より ちょうどご近所の仲間とハワイへ行く予定をしていました。皆、旅行に行ったことのない人たちばかりで、京都駅や関空で迷子にならないかと心配でしたが、新聞記事を見て早速全員予約しました。 帰りも重たい荷物を運ばなくてすむので、たくさんお土産を買ってこようと企んでいます

タクシーも自由化すればより便利で快適に！ MKでは、この『関空スカイゲイトシャトル」によって、当面年間4.5万人、1,500万円の利益を見込んでいます。また今後、現在京都から海外に行かれる年間40万人の交通アクセスのうち、20%のシェアを目指しています。 このように、MKがジャンボタクシーを利用した新しいサービスを提供できる背景には、本年度より「ジャンボタクシー」の台数が自由化(需給規制の緩和)がなされたことがあります。 これは、運輸の進める規制緩和の方針にのっとったものですが、このように、規制を緩和、自由化すれば、「関空スカイゲイトシャトル」のような新しいサービスが生まれ、利用者にとってはより便利で快適な交通機関が生み出されるのです。

ハイエースが当時本社のあった上賀茂を出発。 日本に空港型乗合タクシーという新たな事業が幕を開いた瞬間です。

10/21といえば、京都人ならご存知のとおり時代祭と鞍馬の火祭の前日です。運行開始翌日から市内で大規模な交通規制が敷かれるという悪条件の中、ＭＫスカイゲイトシャトルは走り始めました。

10/21 出陣式 さる10/21「関空スカイゲイトシャトル」の出陣式がMK㈱本社において行われた。 役員や大勢の社員、職員が列席した式では、MK㈱結城博専務のあいさつで始まり、新事業の発展を祈願し、同三木正雄社長の音頭による万歳三唱の後、本社玄関前から二台の関空スカイゲイトシャトルが出陣し、関西国際空港へと向かった。 この「関空スカイゲイトシャトル」はお客様のご自宅から関空カウンターまでを直結し、乗務員が生き返りのお客様の荷物を運搬する。料金は1人片道3,530円でご利用いただける。 スタートして間もないが、既に予約、問い合わせの電話が殺到し、利用者の評判も上々。

スカイゲイトシャトル 快調なスタート！！ 10/21よりスタートした乗合関空送迎シャトル「MKスカイゲイトシャトル」は、お陰様で多くの反響を呼び、ご利用頂いたお客様からも、「自宅の玄関から空港のチェックカウンターまで荷物を全くさわる必要が無いため、とても便利」「今まで京都駅に行くまでタクシーを利用していたが、その料金とほとんど変わらない金額で関空まで行ける」とたいへん好評です。 ますます便利に専用ブース開設 今回MKではスカイゲイトシャトルを、より便利にご利用頂くため、関西国際空港の国際線到着ロビーにMK専用ブースを設置。11/21日からスタートしました。 ここではスカイゲイトシャトルで空港に到着されたお客様を搭乗カウンターまでご案内すると共に、飛行機から降りて来られたお客様をスカイゲイトシャトルまでご案内。 さらに京都での観光案内など、幅広く情報を提供してまいります。関西国際空港からのMKご利用が、よりスムーズになりました。

日経新聞「関空カウンター エムケイが開設 21日、送迎事業好調」 京都新聞「関空に案内書を開設へ エムケイ21日から 乗合ジャンボタクシー」

まったくの新規事業であったＭＫスカイゲイトシャトルは順調に乗客を増やし、1999年2月21には京都と伊丹を結ぶ路線も運行開始しました。 その後、現在までの20年間で全路線あわせて6,840,912人のお客様を空港に送迎してきました。 全国ハイヤー・タクシー連合会の2016年3月時点の調査によると、全国で多くの空港型乗合タクシーが運行しています。

都道府県　32府県

事業者数　159社

コース数　363コース

車両数　　3,533台 これまでは存在しなかった空港型乗合タクシーという新規需要の開拓に成功し、タクシー分野における規制緩和の成功例と評されています。 これらの先駆けとなったのが、1997年10月21日に運行開始した京都と関空を結ぶＭＫスカイゲイトシャトルなのです。

ご予約・お問合せは☎075-757-6212、またはMKタクシーHPで。 MKタクシー's Matomeに関するお問い合わせは、b.kikaku@mk-group.co.jpまで

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