ＪＲ長岡京駅から時計回りに長岡京を探訪。 まずは駅から恵解山古墳までをめぐります

古くは神足村があり、町村制施行時に新神足村となり、3村の合併により、長岡町に。 市制施行時に新潟県の長岡市と被ることから古代の長岡京にちなんで長岡京市に。 今やまったく定着しており、長岡では通じないくらいだ。 最近はやらの京○○市とは由来は全く異なるが、地名としての長岡京は新しい。

ムラタセイサク君で有名な、京都を代表するハイテク企業の一つである村田製作所。 murataの方。muratecは上鳥羽口にある村田機械。

村田製作所のすぐ南側に村田機械のグラウンドがある。こちらは村田機械。不思議な感じ。 かつては、このグラウンドを借りて体育の日前後にＭＫグループ運動会が行われた。今は上賀茂ボウルでボウリング大会だが、家族を含めてほぼ全員が何らかの競技に参加できる運動会形式を懐かしむ声も多い。

延喜式内の古社

地元の古老が参拝されています

「神＋足」という社名から、サッカーや陸上に関してご利益があるとされている。

勝龍寺城の外郭を構成しており、遺構である土塁と堀が2015年に整備された

神社の境内から西を向いているので、左側が勝龍寺城方面。 つまり敵は右から攻めてくる。 堀を掘った土で土塁を築いたのがよくわかる。

実戦向けの城

東を向いているので、右が勝龍寺城方面。 ここから土橋を渡って攻めてくる敵を横から攻撃。 奥の森が神足神社の本殿周辺。

高さ6mの立派な土塁

土塁の形成過程がわかりやすく示されている。 徐々に高く積み上げられてきた。つまり神足近辺の拠点から、乙訓全域の拠点へと、城の重要度がどんどん高くなっていったということ

築城は南北朝期に遡るが、実質的に細川藤孝の築城。 細川藤孝はその後「長岡氏」を名乗った。

ガラシャが新婚生活を送った城。 毎年ガラシャ祭が催される。

友好都市である寧波市との記念碑。 どちらかというとインドっぽい。

フィクションでは相思相愛説と、不幸な結婚説の真っ二つに分かれる。 いつの日か大河ドラマの主役になったときはどのように描かれるだろう。

天守っぽいが、鉄筋コンクリート製の展示室

勝龍寺城クラスであれば、総石垣ではなく石垣と土塁の組み合わせで構成される。

ながらく泥濘だったところを堀に復原

沼田氏は、上州沼田の沼田氏と同族。

お寺で時折見かける「山門不幸」の立て札は、住職またはその家族が亡くなり、忌中ということを示すもの。

鐘は戦国時代に戦乱の煽りでなぜか能勢に移り、それが判明したあとも返還交渉が続いているとのこと

最近の人気は延命系ではなく、こういう「ボケ封じ」系や「ポックリ」系のお寺

昔はふらっと行けたのに、最近は要予約。なので前だけ通って退散。

一教師が歴史を塗りかえた。 幻の都であった長岡京の発掘に一生を捧げた中山修一の記念館

勤務先の西京高校出身の方も。 今は名門高校だが、当時はそうでもなかった。 教師として教育委員会のえらいらんにまでのぼりつめながら、発掘の時間を確保するため、定時制の一教師に戻った異例の人事

この日管理人さんは。少年時代に中山氏の発掘を手伝ったとのこと。 昨日のことのように、歴史的大発見の一部始終を聞けた。

手描きで描いたという復原図

展示を見ていたら、管理人が書庫に招いてくれた。 本職の学者でもなければコレクターでもないのに、こんなにたくさんの蔵書を遺した

最近訪問した歴史学者も「これくらい本を読まないと研究はできない」と言っていたとのこと。 家の底が抜けかけて難儀したらしい。

2014年10月に復元された。 ＪＲ京都線からも眺められる。

全長128mと乙訓最大の古墳

前方部を横から。 埴輪がずらっとならぶ。

前方部の角から。 芝生が美しい。

前方部の先っちょだけ葺石が復原されている。 こんもりと樹が生えているイメージの古墳とは全く違う、本当の古墳の姿。

前方部の上に登る。 奥の後園部は、墓地になっている。 さすがにこれは動かせない。

山崎の合戦で、光秀が本陣を置いたという伝承もある。 たしかに住宅街がなければ山崎方面が見渡せるだろう、

前方部の真ん中では武器が出土

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