今月度より、トラベルコーディネーターとしての研修が始まりました。 先週はまずお客様の立場で観光タクシーを体験するため、担当講師による観光ガイドを実際に体験しました。 現地勉強会の様子は こちら（人事ブログ）を参照願います。 座学は今回が初めてです。 候補生は4～9名程度の全6班に分かれ、座学と現地勉強会を行います。 あわせて英会話勉強会も受講中です。

・ 拝観時間の把握は非常に重要 　北野天満宮は18時と比較的遅くまであいており、北方面のコース組みをするときは後ろに回すことができる ・ 25日は天神市で、駐車場にも入れないので注意すること ・ 「なで牛」は、昔は男は牡牛、女は牝牛と決まっていたが、今は気にする人は少ない ・ 本殿は拝殿との間が石の間でつながった形式であり、日光東照宮と同じである 　北野天満宮を元の東照宮を作ったとも言われている ・ 本殿の北側に菅原道真の奥さんや子供が祀られた社がある 　昔は本殿だけでなく全部回るのが作法とされていたので、知識としては知っておこう ・ ブラタモリの影響で最近は御土居も大人気 ・ 延暦○年などの和暦はとりあえずは覚えなくてよい。「平安時代初め」などとして覚えること 　外国人向けには西暦で覚える必要がある。最後のステップとして和暦を習得しよう。

・ お寺の場合は、必ず宗派も覚えること 　金閣寺は禅宗の臨済宗。京都で禅宗といえば一部の例外を除き臨済宗と思って良い ・ 池に金閣が映る超有名な写真スポットがある 　配布した地図の５番のところは混雑するので、少し奥の６番のところで撮影すること ・ 撮影時は、他のお客様に迷惑をかけないよう配慮すること 　今ご案内している方だけではなく、全ての方がお客様である ・ 説明するときは、対象が見えるところで行うのが原則 　ただし混雑する場所で長々と説明はしないこと ・ 地図の９番は金閣が最も近く、広場になっているので撮影しやすい 　金閣の三層構造の説明もここでしよう ・ 地図の１２番も良い撮影スポット。全く異なる構図になる 　ここから夏の夕日を浴びた金閣は黄金に輝き非常に美しい 　しかし残念ながら拝観は１７時までなのでみられない ・ 金閣にはもちろん入ることができないが、特別なお客様の場合は入れる場合もある 　MKドライバーの中にも、ご案内するお客様の関係で入ったことがあるという者もいる 　普通では入れないところにもお客様によっては入れる場合があるというのもこの仕事のおもしろいところ。早くそういうお客様をご案内できるようになろう。 ・ 金箔の貼り替えには7.4億円かかった 　外国のお客様にいうととても驚かれる

・ 今日話したことを実際に現地で体験してもらう ・ 座学も大事だけど、やっぱり現地での勉強はとても大事 　一度覚えると簡単には忘れない ・ 知識だけなら独学でもテキストとにらめっこしてれば習得できる 　現地での勉強は一人ではできない ・ 観光ドライバーとは、お客さまに知識を伝えることではなく、お客様に喜んでもらうのが仕事である