鴨川運河はカルタ工場の集積地~任天堂、京都大石天狗堂など
京ブランドを創る京都文化。 流通のインフラとなる京都のまちなかにある『鴨川運河』。 稲荷神社の裏山、稲荷山に豊富にある砥之粉の原料となる土。 これらが重なって、鴨川運河に集積した。
Update Date : 2016-04-17 06:51:23
Author : ✎ Kyoto Culture
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松井天狗堂
松井天狗堂 - Wikipedia
松井天狗堂(まついてんぐどう)は、京都市下京区木屋町正面下に工房を置くかるたの製造卸販売の老舗企業。 1897年(明治20年)松井重次郎により創業。 2009年(平成21年)職人の高齢化や後継者不在などを理由に製造中止。 2010年(平成22年)3月に閉店した。しかし、手摺りの手法を継承させるべく、かつてのライバル企業の大石天狗堂に技術協力している。

松井天狗堂へのアクセス
34.99097088083274
135.76556883752346
53.40580668189294
21.604613678539923
2
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34.99097088083274,135.76556883752346,53.40580668189294,21.604613678539923,2
任天堂
1933年(昭和8年)の本社
旧山内任天堂本社ビル(任天堂正面営業所)
・明治22年(1889)  「任天堂骨牌」として創業。主な事業は花札の製造。 ・明治35年(1902)  日本で初めてトランプの製造を行う。 ・昭和8年(1933)  「合名会社山内任天堂」設立 。この時の建物が現存する旧本社社屋。 ・昭和26年(1951)  「任天堂骨牌株式会社」に社名変更 ・昭和28年(1953)   プラスチック素材を取り入れたトランプを開発、販売 ・昭和43年(1963)  「任天堂株式会社」に社名変更
山内任天堂として合名会社設立当時の本社ビル 竣工:1933年
任天堂 - Wikipedia
正面橋
任天堂発祥の地は正面通にあり。 正面通(しょうめんどおり)とは、東山・方広寺大仏殿の正面に通じる通り。
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旧山内任天堂本社へのアクセス
34.991650451928855
135.76628352049738
-24.551581671630448
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1959年 (昭和34年)の本社

上高松橋~旧本社へのアクセス
1952年 (昭和27年):京都市内に分散していた製造場を、京都市東山区福稲上高松町にまとめ、工場を設置。 1959年 (昭和34年):本社を京都市東山区福稲上高松町に移転。 竣工:上高松橋 大正8(1919)年
34.97408076725517
135.767993722111
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大正時代のかるた工場
鴨川運河 相深橋(あいぶかばし)付近 1923年(大正13年)
竣工:相深橋 大正13(1924)年
鴨川運河100の視点

34.97169378310464
135.76991523150355
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田村将軍堂
田村将軍堂 - Wikipedia
1921年(大正10年)創業の、百人一首や花札などのかるた製造卸販売の老舗である。「将軍堂」ともいう。 田村将軍堂の百人一首は、京都の八坂神社で毎年1月3日に行われる「かるた始め式」で使用される。 花札も、各種、製造している。

田村将軍堂へのアクセス
34.943006449474424
135.7528092339635
86.67728367579822
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京都大石天狗堂
京都大石天狗堂/百人一首・花札・光琳かるた・いろはかるた製造、販売の老舗
寛政12年(1800年)五条で創業。その頃、五条には、カルタ屋など雑貨屋がたくさん軒を連ねていた。カルタの問屋として各工程の職人さんに発注して取りまとめていくのが仕事でした。 縁を繕うのは縁屋さん、裁断するのは裁屋さんと、カルタづくりも他の伝統産業と同じく細かく分業化していた。 昭和に入ってからは会社組織とし、全部社内で製造している。 今や、カルタを専門に扱う製造元はうちを含めて京都ではわずか三件になった。
●お店の名前の由来。 創業当時(寛政12年)、元々、大石天狗堂は、花札が主のお店ではなく、米問屋でした。 花札は、そこでひっそりと少しずつ作られていました。それは、やくざの賭博に使われることが多く、販売することを国で禁止されていました。なので、誰にでも売ることはできなかったそうです。 鼻をこする仕草をしながら「これあるか?」とお店を尋ねてくる人にだけ販売したんだとか。それが、このお店で花札を作っていることを知っていると言う合図でした。 その仕草から、天狗がお店の名前に用いられるようになったんだと。

大石天狗堂へのアクセス
34.93070618813885
135.76419789344072
-184.27249703312702
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『砥粉』~花札に砥粉が使われてたって知ってた?
生地張り合わせ(白川書院『京都』1977年1月号より)
花札は、表紙、厚紙、中入紙、ウス紙(尻紙とも言う)の4枚合せで構成される。 貼り合わせの糊は、宇治の山でとれる粘土や砥粉を混ぜる。糊を「荒ら立てない」し紙に重みもつく。紙は水分を嫌うが、糊に水はつきものなので、紙を水につけて乾かし、乾かしては水につける。そうやってシワを伸ばす。

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