草冠に秋と書いて「萩」。まさに、秋を代表する花。中国では萩と書いて楸（ヒサギ）のことを指すそうです 今はやや地味ながら、昔は桜よりもはるかに人気があり、万葉集では最も多く詠われた花です

街路樹としてよく見かけるサルスベリ。赤だけではなく白や紫などの花もあり、満開時にずらりと並ぶ景色は圧巻です。剪定方法によって咲き方が明らかに異なるので、比べてみるのも面白いのでは

最も暑い時期に見頃を迎えるムクゲ。たくさんのムクゲが見られるのは植物園を除くと、10種30本ある真如堂くらいですが、いろんなところで見かけます お隣韓国では国花とされており、日本における菊や桜のような扱...

池など水の中で咲く蓮ですが、池がなくても鉢植えで育てることもできます。蓮のシーズンを迎えると、洛中では本堂前などに鉢植えの蓮がズラリとならべられ社寺も少なからずあります

京都でも最も有名な萩の名所である梨木神社。狭い境内は500株の萩で一面覆われます。参道では、両側から覆いかぶさるように萩が咲き、拝殿の周辺はたくさんの萩が見事です 毎年9月下旬には「萩まつり」も開催され...

真夏に咲く花であるムクゲは多彩な品種があり、咲き方も一重から八重、色も白から赤、紫など多くの品種があります 近縁の芙蓉（フヨウ）とも似ていますが、識別は容易です

夏の御苑を彩る花はサルスベリ。拾翠亭の前や九条池の周り、寺町御門や間の町口など、特に南側に多く見られます。サルスベリは剪定によって花付きがかなり変わりますが、そこはさすが京都御苑。毎年見事にたくさ...

長期間にわたって夏を彩る花、サルスベリ。漢字で書くと「百日紅」と書くだけのことはあります。江戸時代以降に移入した花といわれており、京都でも公園や街路樹よく見かけます 寺社の庭でも主役ではないにしても...

ＭＫタクシーの従業員数名より、いろんなところから見た五山の送り火の写真が届きました。帰宅中のドライバー、内定者集会を開催中の人事担当者、研修中のトラベルコーディネーター、ツアー催行中の添乗員などな...

まあまあ有名で穴場でもないかもしれませんが、五山が全て見られるというイオンモール京都五条から送り火を見ました。人は多いものの、広いため大混雑ではありません。「妙」「船形」は一部が見えるだけですが、...

夏を彩る花の代表ともいえるハス。「蓮は泥より出でて泥に染まらず」と言われるように清浄の象徴として仏教とも縁が深く、仏像を支える蓮台は、文字どおり蓮の花を模したものです 多くの花は食用と観賞用ではかな...

東山七条のどんつきの目立つところに桔梗紋を掲げている智積院。金堂へ向かう参道の両脇をたくさんの桔梗が彩ります。紫や白だけではなく、まだらの花もあるので探してみましょう

ちょうど祇園祭にあわせて東本願寺のハスが満開を迎えます。京都駅からもたった7分ですので、京都駅で空き時間ができたときには是非訪ねてみてください。炎天下でなければそのまま祇園祭りのエリアまで歩いていっ...

晩夏を彩る大輪の花である芙蓉（フヨウ）。15ｃｍくらいの大きな目立つ花を咲かせ、特に青空に映えます。賑やかな風情に見えるときもあれば、ひっそりと儚げに見えるときもあり、不思議な花です

サルスベリが見頃を迎えるのが8月半ば。六地蔵巡りの頃には、鳥羽地蔵（浄禅寺）では見頃を迎えた門前のサルスベリが出迎えてくれます。半分くらいの寺社にはどこかでサルスベリが咲いています

実に1万個もの提灯が東大谷墓地を埋め尽くす、東大谷の万灯会。一種のライトアップイベントのように紹介されることもありますが、この万灯会はかなり純度の高い宗教行事です。しっかり、ご先祖様のことを思いなが...

毎年8/13～16には、霊山護国神社で戦没者を追悼する「みたま祭」が行われます。神事は日中に行われますが、日没後には奉納された提灯が点灯され、境内を明るく照らします。国のために死んでいった英霊に感謝し、...

一日のお参りで千日分のご利益があるという清水寺の「千日詣り」。何と本堂の内々陣まで入る特別拝観ができ、夜間拝観である宵詣りも行われます。春秋の夜間拝観とは異なり、それほど混雑もせず、ゆっくり京都の...

お盆の時期に京都で行われる様々な行事のひとつ、壬生寺の盂蘭盆万灯供養会。少なくとも850年以上の歴史を誇る行事で、境内は燈籠のやさしい灯りで照らし出されます。8/9～16にかけて行われますが、行事のない8/1...

猛暑の中、一服の涼を運んでくれる百日紅(サルスベリ)の花。赤紫色が基本ですが、白やピンク、紫、濃紅など多彩な色の品種があります。どの色も夏の青い空とのコントラストが見事です