両替町通は丸太町通から始まります。東には烏丸通、西には室町通とビッグネームに挟まれ、現代では影の薄い存在です

丸太町から南へ進むと、すぐ左手に能楽堂があります。観世流の井上家が中心となって創設した能楽堂です こんなところに能楽堂があるとは知りませんでした。150人も収容できるそうです

商工会議所の裏口です。もちろんＭＫも会員です。2019年春には四条室町にできる京都経済センターへと移転し、跡地はホテルとして再整備されることが決まっています

またまた能舞台です。ここは観世流シテ方の能楽師である青木道喜の自宅の一部を改装したものです ふと通りかかっただけなら、能舞台だとは気づかないでしょう

正門は烏丸通側です。龍池小学校時代は両替町通側が正門でした 1869年に創設された番組小学校のひとつで、かつては800人を超える児童がいましたが、ドーナツ化現象により1995年に閉校となりました 柳池小学校が柳馬場御池に由来するように、ここも「龍○＋御池」が由来かと思いきや、由来は不明とのこと

1608年に伏見から銀座が移転してきました。江戸の銀座が1612年なのでこちらの方が歴史ある「銀座」です。そして両替町の由来です 東京の銀座にちなんで全国に「○○銀座」という地名がありますが、京都では新京極にちなんで普通「○○京極」といいます。例外は山科銀座くらいです なお伏見の銀座にも両替町通が現存します。由来を同じくする兄弟ですが、伏見が長男、こちらが次男になります

両替町は江戸時代、その名称のとおり金融街でした 英語では"town of exchenge"と訳されています

男性で賑わう餃子の王将が女性向けにリニューアルした店舗です 外観も全く王将には見えません

毎月恒例で食事会を行っています。高卒新卒メンバーと人事部メンバーが集まり、悩みごとなどを打ち明けています。写真は「餃子の王将」新コンセプト店舗“GYOZA OHSHO 烏丸御池店”にて。

2014年に二条城北から移転してきたＮＨＫの裏口。中継車が止まってます

両替町通は三条で終わります。突き当りは伊右衛門サロンです ここから先は町衆の力が強く、秀吉といえども道を作ることはできませんでした。南の延長線上では、高辻通から復活しますが、諏訪町通と名称も変わるので、別途取り上げます

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