英国ではシルバービジネス、高齢者に目を向けたサービスが盛んであり、そのノウハウを勉強したいと思います。また、語学はもちろんのこと、英国に来られる海外のお客様に対してどのように接するのか、サービス業として“真のホスピタリティ”を学び、良いところを盗んで帰れるよう頑張ります。

この英国留学でまず感じたことは、自分のリスリングおよびスピーキング力の足りなさでした。 リスニングに関しては、文章で読んだらある程度分かるくらいの話が早口で話されるので、半分も理解できませんでした。さらに、日本でのプロのナレーターさんや俳優さんの明確な発音での英語しか知らなかった私にとって、ぼそぼそ話されるネイティブの方やその国の言葉の訛りで話されるノンネイティブの方の英語を聞き取るのは大変困難なことでした。 スピーキングに関しては、思っていることをそのまま伝えたいのに、英語での上手い表現がとっさに思い浮かばず、代わりに非常に幼稚な表現を使用してしまい、会話がはずまずに終わってしまったことが多々ありました。自分が井の中の蛙であったことがよくわかりました。正に目からウロコ。　 始めはどうなることかと思いましたが、ありがたいことに耳が徐々に慣れてきて、英国に着いて２週間くらい過ぎた時点から少しはリスニングができるようになりました。 スピーキングに関しても帰国間際になって、ようやく会話も楽しめるようになりました。 やはり英語で相手の言いたいことが解ったり、こちらの意図が相手に通じたりした時はとても嬉しいものでした。ありがとう～どういたしまして･･･そんな短いやりとりでもです。 日本語でもそうですよね。心が通じる瞬間、嬉しいです。さらに文化も習慣も違う人同士ですので、わかり合えた時の感動はなおさらでした。文字通り“世界と自分が繋がった瞬間”といった感じでした。英語とは世界の人の笑顔にたくさん出会えるツールであるといえば言いすぎでしょうか。

全ての学問がそうであるように、語学も『習うよりも慣れろ』なんだと思います。幸いにして今は誰もがスカイプ（インターネット電話）をはじめとしたインターネットや通信機器などの発達により、日本にいながらもそれほど費用をかけずに英語のリスニングやスピーキングの学習ができる環境にあります。私は帰国してから今まで以上に時間をかけて英語と付き合っていこうと思いました。 さて、みなさんも英語とまた付き合ってみませんか？　え、学生時代に付き合ってみてもう懲りた？　いえいえ、英語は付き合えば付き合うほど、慣れれば慣れるほどその良さがわかるってヤツです、きっと。一緒に勉強しましょう！

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