吉祥院天満宮は菅原道真公の生誕地といわれ、へその緒を納めたという「胞衣塚」や「産湯の井跡」が遺されています。 もっとも京都だけでも他に菅大臣神社や菅原院天満宮など生誕地伝承地はあり、大阪や奈良も含めるとかなりの伝承地があるため実際のところは不明です。 菅原道真公が無くなって31年後の934年に初めて社殿が築かれたとされています

きっしょういんてんまんぐう

拝観時間　日中随時

拝観料　　境内自由

交通　　「西大路駅」から15分

五重塔は新幹線の中からも見え、「京都！」と誰もが感じるシンボル的存在です。塔の高さは５７メートル。日本一の高さです 正式名は教王護国寺。もともと国を護るという意図で建てられたお寺でした。平安京が造られたのとほぼ同じ時に建てられ、のちに弘法大師空海に与えられました。講堂の中にある２１体の仏像（立体マンダラ）は必見。仏像についてよく分かります 毎月２１日は縁日「弘法市」が開かれ、とてもにぎやかです。お宝がみつかるかもしれません

とうじ

拝観時間　8：30～16：30（3/20～9/19は17：30まで）

拝観料　　500円（金堂・講堂）

交通　　「東寺駅」徒歩10分

862年に境内から香りの良い水がわきだしたため、ときの清和天皇より「御香宮」と名付けられました。秀吉の伏見築城時に移転させられましたが、1605年に家康により元のちに戻されました。書院の石庭は伏見奉行をつとめた小堀遠州ゆかりの庭です 1868年の鳥羽・伏見の戦いでは、薩摩藩兵が陣を置き、伏見市街をめぐって熾烈な戦いが繰り広げられました

ごこうのみやじんじゃ

拝観時間　10：00～16：00

拝観料　　境内自由

交通　　「桃山御陵前駅」から4分

港町であった伏見を代表する景観である宇治川派流。秀吉によって伏見城の外堀を兼ねた運河として整備され、淀川の舟運で賑わいました 川沿いの遊歩道からだけではなく、橋の上から見下ろすのもお勧めです。行きかう十石舟が情緒を感じさせます

あんらくじゅいん

拝観時間　日中随時

拝観料　　境内自由

交通　　「竹田駅」から5分

のぎじんじゃ

拝観時間　日中随時

拝観料　　境内自由

交通　　「桃山駅」から10分

商売繁昌で知られるおいなりさん。伏見稲荷大社は全国数万ある稲荷社の総本宮です。初詣の人出は全国でも屈指です。千本鳥居をはじめとし、稲荷山に点々とある小さな祠を結んで無数の鳥居がずらりと並ぶ様子は圧巻です 平安時代には既に多くの人が伏見稲荷大社にお参りしていました。「枕草子」にも清少納言自身がお参りした時の様子が書かれています。山に登るのはとてもつらかったようですが、大変な思いをすることこそご利益があると信じられていたのです

ふしみいなりたいしゃ

拝観時間　日中随時

拝観料　　境内自由

交通　　「稲荷駅」すぐ

ふしみももやまじょう 1964年に伏見桃山城キャッスルランドのシンボルとして鉄筋コンクリートで建てられた伏見桃山城。かつて秀吉、家康が政権を置いた伏見城とは全く場所が異なり、鉄筋コンクリートによる模擬天守閣です。閉園時に解体予定でしたが、地元の要望で残されることが決まりました