優雅な船遊びを体感~(源氏物語ゆかりNo.12 ) 『渉成園(枳殻邸)』 東本願寺の飛び地境内の庭園・渉成園は石川丈山の作庭。「印月池」を船で巡る初企画に参加した。 僧侶による園内の説明の後、和船での舟遊びの体験は源融の供養塔、塩竈の手水鉢、風景などを平素は見られない角度から楽しむことができた。上陸後は通常非公開の茶室「臨池亭」...
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土解祭(どげさい) 4月03日 -京都 歳時記- 場所 : 上賀茂神社
冬に凍てついた土も、春の陽気で和らぎ播種に適した状態を迎える時期に、土の災いを祓い秋の豊作を祈る神事。本殿で祈願の祭事が行われた後、清めの立砂のある細殿の前の芝生で稲種の豊凶を占う(午前10時~)。
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都をどり 4月01日~4月30日 -京都 歳時記- 『祇園甲部歌舞練場』 場所 : 祗園甲部歌舞練場
「都をどりは、ヨーイヤサー」とひときは華やぐ声で左右の花道から踊り子が登場して、きらびやかな舞台の幕を開けると四季折々の衣裳をまとった芸舞妓が次々に現れて舞の世界へといざなう。京を謳歌する舞踏会は春の風物詩として親しまれている。
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本堂の大改修落慶法要 3月30日~31日 『総本山 本隆寺』 当寺は法華宗(真門流)の総本山で平成28年に着工した本堂の大改修が、約7年の歳月を経て竣工。本堂の大棟に新しい鬼瓦が取り付けられ正面には蔀戸(しとみど)が設置されるなど建立当初の美しい姿が蘇った。なお祖師堂は4年後を目標に工事が進んでいる。幸い法要に参加、通常...
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平安の世界を体験~源氏物語ゆかり(No.11) 『風俗博物館』 風俗博物館は日本の風俗・衣裳を実物展示する博物館として昭和49(1974)年にオープン。1/4の縮尺の人形を使い平安時代を立体的に体感できる。「光源氏35 歳の頃の邸宅・六條院」を舞台に物語が展開されていて,姫君たちだけでなく女房達の暮らしぶりなども知ることができ、なか...
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さくらがい花なび(No.45)~桜の開花状況 『醍醐寺』 醍醐寺の枝垂れ桜は3月29現在で7分~8分咲き、ソメイヨシノは3分咲きで、来週あたりが見ごろになりそうである。相変わらず外国人の観光客が多い。
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さくらがい花なび(No.44)~ランタナ 『百万遍知恩寺』 手鞠のような花の姿がかわいらしく、咲き方は紫陽花に似た感じです。花は咲き進むにつれ紫色に変わるので七変化の別名があります。
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フォト俳句(764 ) 『鬼の豆受けし帽子やVサイン』 いつの頃からか、豆まきの豆拾いを帽子でトライするのが習わしとなりました。帽子を受け皿に掲げると、時には意識的に狙って投げてくださる方もあります。見事にストライクインの時はVサインで感謝を表します。でも豆のキャッチングとフォトショットの両立は難しいですね。
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はねず踊り 3月31 日 -京都歳時記ー 場所 : 随心院
当院は小野小町の住居跡といわれ、小町の伝説にちなむ化粧井、文塚、百夜通いの榧(かや)の木などがある。 はねず色の小袖を着た地元の少女たちが紅白の梅に飾られた風流傘のまわりを、わらべ歌に合わせて踊りを披露する。
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フォト俳句(763 ) 『橘の囲みて春の手水鉢』 右近橘(うこんのたちばな)は、京都御所の内裏にある紫宸殿正面の階段から見て右にある橘の樹で、左近桜と対になっています。橘を植えるのは、その葉が寒暖の別なく常に生い茂り栄えることから、縁起の良い長寿の樹として珍重されているからです。今年は上賀茂神社の手水鉢に...
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蘭の寺 『西来院(せいらいいん)』 建仁寺の塔頭、西来院が本堂と庭園の改修を終えて公開中。本堂内は龍をモチーフにした屏風や天井画で飾り、庭には中国の石と蘭の花を配するなど、すっきり生まれ変わった。開山は禅宗の中国人僧侶、蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)の名にちなんで「蘭の寺」と名付けられた。4...
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フォト俳句(762 ) 『胸に置く若紫を初詣』 上賀茂神社の摂社・片山御子神社(片岡社)は賀茂別雷大神の母である玉依比売命(たまよりひめのみこと)を祀っている。 恋愛成就、子授け、安産にご利益のあるパワースポットとして人気があるが 源氏物語の作者・紫式部がお参りしたことでも知られている。
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十万不動明王~道長ゆかり(源氏No.10) 『同聚院(どうじゅいん)』 同聚院は東福寺の塔頭。寛弘3(1006)年に御堂関白藤原道長が仏師康尚(定朝の父)に作らせた不動明王坐像を本尊として五大堂に祀る。木造坐像としては日本一の高さで国の重要文化財に指定されている。またモルガン財閥に嫁いだ日本のシンデレラ、モルガンお雪もこの不動明王...
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醍醐寺の桜とメジロ 慶長3年3月15日(1598年4月20日)、豊臣秀吉がその最晩年に京都の醍醐寺三宝院裏の山麓において催した花見の宴である。
現在も大きな幹のしだれ桜の雄姿は古木になったといえど見事な姿であるが今年はまだ花の数も少なく雄姿を見られるであろうか。
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千本釈迦念仏 3月22日 -京都 歳時記- 場所 : 大報恩寺(千本釈迦堂)
千本釈迦念仏は入滅前の釈尊が残した最後の訓戒である「遺教経」(ゆいきょうぎょう)を、唱えやすく独特の調べで歌うように唱和する法要。吉田兼好の徒然草にも登場する伝統ある行事である。当日は本尊の釈迦如来像のほか大涅槃図が特別公開さ...
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和泉式部忌 3月21日 ー京都歳時記ー 場所:誠心院
平安時代の女流歌人で、誠心院の初代住職の和泉式部を偲んで忌日法要が営まれる。11時から謡曲「東北」と「誓願寺」の奉納がある。当寺は藤原道長が創建した法成寺の東北院の小堂を和泉式部に与えたのが始まり。みどころは、和泉式部の座像、歌碑、宝篋印塔、道長...
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フォト俳句(96)『かざしぐさ気取るや沢の鳥一羽』 上賀茂神社の摂社・大田神社のカキツバタ(国の天然記念物)有名です。大田の沢に飛来した青鷺が双葉葵ならぬ杜若をかざした姿のようです。
「注」かざしぐさ(挿頭草)=賀茂社の祭にかざすことから、双葉葵の異名。
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花手水シリーズ(No 24 )~番外に眠りナマズ 『勝林寺(東福寺の塔頭)』 柳谷観音の花手水の対抗馬として従来から、その洗練されたセンスを評価していたのだが、今回の作品にはやや失望感。花の量は豊富なのだがコンセプトが伝わらない。ご住職がご多忙なのかも。
なお余談ながら伊賀焼のナマズにお賽銭は珍しい。「鯰が暴れると地震が起きる」という...
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さくらがい花なび(No.43)~紅椿 『地蔵院(椿寺)』 当寺の概要は既にお伝えの通りで、本命の美しい「五色八重椿」はいよいよ開花が始まったが、満開のピークと花弁の散り際の様子が待ち遠しい。山門の周辺の紅白梅も結構楽しめる。
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東福寺の散見(その3)~白薔薇・ユキサン 『同聚院』 明治期の「モルガンお雪」(加藤ゆき)は、世界三大財閥のモルガン一族に嫁ぎ、日本のシンデレラとして世界中の話題を集めた祇園の芸妓。親族の希望で東福寺の塔頭・同聚院に供養されているが、山門の入り口にはフランスのバラの名門・メイアン氏がお雪を慕って開発したという新...
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