小学生のころは貴乃花と曙の対決に心を熱くしたものです。はじめて生で貴乃花を見ました

1974年に宗教法人として認可を受けた神道系の新宗教の本拠地です。貴乃花親方が帰依し、大阪場所では部屋の稽古場を置くことでも知られています 世間では賛否わかれる宗教のひとつですが、この節分祭に来た人で悪い印象を持つことはないでしょう。受付でチラシをわたされるだけで一切勧誘活動はなく、信者の方も真摯な印象です

豆まきは14時からですが、整理券は10時から配布開始でなくなり次第終了とのことだったので10時半に訪れました

無料で授与される巻寿司とイワシ。どちらも結構美味

境内には貴乃花部屋の関取の幟が並びます。もちろん「貴ノ岩関」の幟もあります

伊勢神宮と同じ神明造の立派な社殿です。式年遷宮の予定がないためか、屋根は伊勢神宮の茅葺より寿命の長い檜皮葺です

11：30から始まる節分祭。敬虔な信者たちと豆まき目的の地域住民にきっぱり分かれます。マナーとして祭事の撮影は最小限にしました 神道の儀式をベースに護摩など仏教の儀式を取り入れた祭事です。神仏習合の影響の強い神社ではよくあるパターンです

そして、いよいよ14時から豆まきの開始

貴乃花親方の登場の歓声が上がります。近くにいた地元の方とおぼしき方も「今年も来るとは思わんかった」と。 司会はせんだみつお。「豆が頭に当たって怪我をした場合は、必ず警察に被害届を出してください」と笑いを誘います

せんだみつおから、桂きん枝師匠から親方に質問があるそうですが、と振られたきん枝は「私も公益社団法人の副会長を務めています。上方落語協会の。以上です・・・」。貴乃花親方は苦笑い。まあ昨日の今日ですからね

インタビューを受けているのは貴乃花部屋の出世頭の貴景勝関。初場所は新三役として小結でした。 左の二人はそっくりですが、1/31に史上初の双子の関取となったばかりの貴源治と貴公俊の兄弟です。どっちがどっちかは忘れました

そして、いよいよ豆まき 当たり外れがあり、特等はなんとハワイ、オーストラリア、ラスベガスペア旅行各一本。地元住民が大挙して押し寄せるのもわかります

豆を投げる貴乃花親方。会場は広いので遠くにも撒く必要があり、ちょっと必死の形相のときも 最後はせんだみつおの先導で「親方ガンバレー」コールで終了。信者の方はこのイベントには参加しませんが、貴乃花親方は人気でした。「初めて見たけどシュッとしてはるなあ」という声が聞こえてきました

かなりの数のマスコミが押し寄せていました 今年最も注目を浴びた豆まきだったといってよいのではないでしょうか。豆まき終了後は参加者へのインタビューがあちこちで行われていました。放映されるのかはわかりませんが、「貴乃花ガンバレ」という声がたくさん集まっていたようです

ちなみに豆が入った包はこれだけゲットしました。撮影しながらなので少ない方です

当たったのは粗品２点だけでした。残念

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