日本最大の花街として知られる祇園一帯は、桜の名所でもあります。特に白川沿いは枝垂桜やソメイヨシノのトンネルとなり、「祇園白川宵桜ライトアップ」が催されます。歴史ある町並みと桜が幽玄に照らし出されます。

出町柳で賀茂川と別れた高野川は、松ヶ崎橋にかけて両岸の堤防はソメイヨシノの桜がズラリと並びます。1.5ｋｍにわたる桜並木です。休日ともなれば多くのお花見客で賑わいます。場所柄、学生の姿が多いのも特徴です。橋の上から眺めると両岸の桜を一望することができます。

琵琶湖疏水の疎水分線であり、哲学の道の下流にあたる「松ヶ崎疎水」。哲学の道よりは随分水量も少なくなりますが、静かな住宅街のなか、1ｋｍに及ぶ桜並木で覆われた景色は決して劣るものではありません。モミジの新緑との競演も楽しめます。

賀茂川東岸の北大路～北山通にある散策路である「半木（なからぎ）の道」は、4月中旬には73本の八重紅枝垂桜で彩られます。800ｍにわたる散策路が桜トンネルで覆われます。賀茂川の対岸もソメイヨシノなどで彩られます。

年間89万人の入園者数と、名実ともに日本一の植物園である京都府立植物園。春の主役は何といっても芝生広場の「大枝垂桜」。端正にして華麗な姿は見事です。温室付近のソメイヨシノではたくさんの人がお花見を楽しんでいます。北山門前の桜品種見本園ではいろいろな品種を見ることができます。

吉野山からヤマザクラを移植したと伝わり、古くから桜の名所として称えられてきた嵐山。山のあちこちで桜が開花しているのが見られる渡月橋からの景色はまた格別です。中ノ島公園にもいろいろな桜が植えられており、お花見を楽しむことができます。

月見の名所である大沢池は、花見の名所でもあります。大沢池の周囲はぐるりとソメイヨシノが並び、水面に映る桜や池に浮かんだ花びらを眺める楽しみがあります。大覚寺は勅使門前の気品にあふれた八重紅枝垂桜が見ものです。

「桜守」として知られる佐野藤右衛門（今は16代目）の自宅の庭園には、多彩な品種の桜が植えられており、3月下旬から4月下旬まで順次開花します。自宅でありながらありがたいことに一般にも無料で公開されており、いろいろな桜を楽しむことができます。夜は薪で幻想的にライトアップされます。

京都ではソメイヨシノが終わってもまだまだ桜はみどころ満載。その代表が4月中旬に見頃を迎える御室桜の仁和寺。背丈が低い独特の樹形は、ここの特殊な土壌によるもので、他では見ることはできません。五重塔を遠望する構図が定番です。同時期のミツバツツジも見ものです。

京都の桜シーズン開幕を告げるのは、平野神社の「魁桜」。文字通り他の桜に先駆けて開花します。桜の宝庫である平野神社は、他にも寒咲きの十月桜や寒桜、早咲きの河津桜や桃桜など、3月から多彩な桜が境内を彩ります。

お客様に日本の素晴らしさを発信するお仕事です！ MKタクシーは日本有数の観光名所である京都に位置していますので、送迎のお仕事だけではなく、日本国内各地や海外からいらっしゃるお客様に京都や 日本の素晴らしいところを発信する大切でやりがいあふれるお仕事です。