京都市では、京都ならではの「おもてなし」を実践できる人材育成を目指し、希望する市立中学生・高校生に「京都・観光文化検定試験３級」の受験機会を提供するチャレンジ事業をされています（市が受験料を負担）。 去る2016年7月7日、ＭＫはこの事業の趣旨に賛同し、「中学生・高校生１０００人の受験を目指して、後押しするための費用を支援したい」との思いで、2015年に引き続き京都市に２００万円の寄付をいたしました。また昨年同様、寄付にとどまらず、中高生向けの事前講習会に京都検定１級取得者の社員を講師として派遣する予定です。 支援の結果、2015年は2014年を大きく越える市内在住学の中高生６４３名が受験されました。 ＭＫでは、観光案内ができる京都通ドライバー育成のために、社内観光資格制度を設け、英会話ドライバー育成や社員の京都検定受験を積極的に推進しています。 2016年3月23日には、京都市が設置した「京都観光おもてなしコンシェルジュ」に1事業者として最多の累計55名が任命されました。英会話のできる「京都国際観光おもてなしコンシェルジュ」には総勢８名のうち、ＭＫからは４名が任命されました。

京都市では、京都のことを知り京都ならではの「おもてなし」で京都の魅力を国内外に発信していく人材を育成するため、中高生に京都検定３級の受験機会を提供されています。 2016年7月、ＭＫは昨年に引き続き中高生受験を後押しするための費用として２００万円の寄付をし、また、検定対策勉強会への協力を約束しました。 そして、9/10、10/29、11,19に鴨沂高等学校（３回開催）、11/3に京都市総合教育センター、11/29に西京高等学校付属中学校に、京都検定１級資格等を持つＭＫ社員職員を講師として派遣いたしました。

日本最初の公立女学校が起源の歴史ある鴨沂高等学校には、長年にわたる観光ドライバーの経験もち現在人事部で新卒の観光勉強会を担当する日笠文夫職員が授業を行いました。 鴨沂高等学校では京都文化を学ぶ授業が他にもたくさんあることを踏まえ、学んだ知識をどう活用するかについても、観光ドライバーとして「おもてなし」を追求してきた経験を交えながら話しました。

府内各地から多数の中学生・高校生が集まった京都市総合教育センターや昨年も京都検定講義を実施した西京高等学校付属中学校には、現役の観光ドライバーで営業所内の勉強会を担当する塚本彦成社員が授業を行いました。 こちらは昨年を超える合格率を目指し、試験に出そうな問題をクイズ形式で出題するなど楽しく、そして合格に近づく学習を進めました。 今後とも京都の未来を担う人材育成に少しでもご協力できればと考えております。

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