寺院へと衣替えし、一般公開されるようになったのは2005年からと京都ではかなりの新参ですが、今や大人気の紅葉スポットとなりました。看板の「瑠璃の庭」は書院の1階と2階から見ることができますが、かなり違った趣きを見せるから不思議です。八瀬一帯もあわせて紹介します。

書院から眺める庭園は窓枠で長方形に切り取られ、まるで絵画のようです。門を入ってすぐの前庭は、上は空を覆う紅葉した木々に、足元も色づいた落葉で覆いつくされ、まるでオレンジ色をした世界の中にいるような感覚に陥ります。

11月には「もみじ祭」が行われ、紅葉の名所として知られます。参道は赤・オレンジ・黄の錦繍に彩られ、さらに七色の都七福神ののぼりがワンポイントとなり、他では味わえない景色が楽しめます。修学院離宮前の禅華院もあわせて紹介。

ともに法然とその弟子である安楽と住蓮ゆかりの寺院である法然院と安楽寺。法然院は伽藍内の拝観は毎年4/1～7と11/1～7だけですが、境内は自由で朝６時から開門されているため、朝一番に訪れるのがお勧めです。哲学の道を散歩しながら南へ進めば安楽寺、永観堂・・・。北へ進めば銀閣寺です。

紅葉で非常に人気のあるお寺です。拝観料は1,000円もしますが、境内全てが紅葉に覆われた圧巻の景色が堪能でき、十分にその価値があります。ライトアップ時は、ディズニーランドもびっくりの長蛇の列ができるので、時間配分には注意しましょう。

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