井上社員は第１回試験で２級に合格。第２回で１級にチャレンジするも惜しくも届かず、今回のリベンジとなった。 「合格の要因は？」と問われ、「今回は合格率13.6％。前回より問題がやさしかったから。 得意分野から出題されたといった運もありますよ」。 「観光が好きで、お寺や神社を30年近く巡っています。（平成12年に）ＭＫに入社したのも、それを生かしたいなと思ったからです」。 １級合格もその蓄積が生かされたと言える。 殊に仏像が大好きで、「社内でも『変人』と言われるほど」（笑）。 「京都検定はあくまで力試し」と話す。 「よく『おすすめは？』と聞かれますが、それはお客様次第なんですよね。お庭、お寺、街並み、仏像、花…、お客様の好みも様々です。心がけているのは、知識の押し売りをしないこと。お客様に教えられることもたくさんあります。まだまだ京都は知らないことばかりです」。

年表で理解するのが大事だと思います。 同時代の政治や美術など、縦と横のつながりを知ることが試験にもお客様にお話しする時にも役立ちます。 それとやはり自分の足で歩いてほしいですね。 決して無理はせず、まずは自分の好きな分野を作って、そこから興味の範囲を広げていくのが近道ではないでしょうか。 京都のことを網羅したガイドブックってないんですよね。このテキストがガイドブックとして使われるようになるのでは？

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