あの有名な江崎グリコの本社にしてはやや地味、というか質実剛健な印象。 最寄り駅からも10分以上かかり、大阪市内にしてはやや不便な立地である。

本社とはいえ工場のような雰囲気。 土曜日とあって人気も少ない。

見てのとおり、今どきの体験型企業ミュージアムではなく、昭和な感じの建物。

かの有名な道頓堀のネオンの移り変わりの展示。 戦前はもちろん、何度も見たことがあるはずの最近のものでも、今とはかなり雰囲気が違ったことを実感。 左右の他社の広告もしっかり再現されているのがすごい。そちらに注目してみても変化がおもしろい。

グリコといえば宣伝も有名。 山口百恵など往年のスターのポスターがずらり。

グリコとならぶ長寿商品。 こんな興味深い展示が続きますが、全て紹介するわけにはいかないので、是非見に行ってください

創業者ゆかりの品々を展示。 やっぱりどこも創業者はすごい。

以上の紹介は一部のみで、他にも派手さはないものの展示は充実している。 月２回しかない土曜日開館日で、かつ夏休み期間中にもかかわらず、他には一組しかいなかった。 常駐の職員２名（うち１名は総合職の者が研修を兼ねて当番で来ている感じ）が配置されているなど、費用対効果には疑問も感じた。 最寄の塚本駅には看板も設置されるなど、力が入っていないわけでもないのに、なぜ入館者が少ないのかは疑問。 閉館されてしまわないかちょっと心配。

入館したらグリコがお土産としてもらえる。

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