京都の老舗手打ちそば 有喜屋では全店舗でこだわりの手打ちそばを味わえる。 そば粉は１００％国内産で、左京区・花脊で自家栽培した京都産のそばも使用している。 味の決め手のダシは、創業から脈々と受け継がれてきた有喜屋の秘伝ダシ。ただ伝統の味に留まり続けるのではなく、時代に合った素材を選びぬいて進化し続けている。 おすすめは看板メニューの「有喜そば」。 納豆と卵をメレンゲ状に練ったものをのせたそばで、ヘルシーでありながら栄養価が高い一杯。 また、京都ホテルオークラ店と清水吉晴庵では、本格的なそば懐石がリーズナブルに楽しめる。 こだわりは味だけではない。 お客様への感謝の気持ちを忘れず心地よいおもてなしを提供してきたことが、長年愛され続ける最大の理由だろう。 MK新聞Ｈ27.9.1号より

早朝７時より営業！選べる京のおばんざい 四条烏丸近くで昨年から営業を始めた「京菜味のむら」。 和モダンな店内の中でリーズナブルな価格で京都らしいおばんざいを味わうことができる。 例えば、朝食セットだと選べるおばんざいの小鉢が４つとおかわり自由のご飯（または雑穀米）・お味噌汁・お漬物・コーヒー（または紅茶）で５５０円である。　　　　　　 管理栄養士が一つひとつ考えるおばんざいにはバランスや色味にもこだわりが感じられ、安いだけではなく健康も重視したメニューとなっている。 メニューには京野菜も使われており、毎回十数種類のおばんざいの中から自分の気に入ったものを選ぶことができるのも魅力の一つである。 ご飯を湯葉丼に変えると、さらに満足度もアップする。　 京都では最近、早朝観光というのが注目されている。 早朝観光の朝食に「京菜味のむら」はいかがでしょうか？ MK新聞Ｈ28.4.1号より

京の町家で伝統工芸「友禅染」を楽しむ 御池通から小川通を南に曲がってすぐ、「繭」と描かれた赤い暖簾を掲げた京町家がある。 町家の細長い玄関を抜けると、奥には丸益西村屋の工房が広がっている。ここでは伝統工芸の京友禅を体験することができる。 体験できるのは「摺(すり)込(こみ)友禅」という技法。 型紙の上から刷毛で染料を載せて絵柄を染め抜いていく。絵が苦手な人や初心者でも綺麗に仕上げられるので大丈夫。 限られた色の染料を重ねて、様々な色合いを楽しんで。 染められる生地や型紙の種類は豊富で、長時間迷ってしまうほど。自分だけの友禅染オリジナルグッズを作ってみよう。 京都には未だたくさんの伝統文化が息づいている。 ここでは京都に住む人々も忘れがちな和の伝統文化を実際に体験できる。 MK新聞Ｈ28.6.1号より

北野天満宮からすぐ　京町家の「ぱん屋」さん 北野天満宮から少し東へ、花街上七軒にたたずむおしゃれな「ぱん屋」さん。 お店の壁面には昭和な看板が飾り付けられており、通る人の目を惹きつける。お店ののれんをくぐると綺麗に並べられたクロワッサン系やハード系のパン、その奥には畳の上にレトロな雑貨や花が飾られており思わず写真を撮りたくなるセンスある空間が広がっている。 全商品をマーガリン不使用に換え、フランスのＡＯＰバターのみを贅沢に使用したクロワッサンやドイツ農業協会（ＤＬＧ）で金賞をとったクロワッサン等も販売している。違いがわかるのでぜひ一度食べてもらいたい。 MK新聞Ｈ28.2.1号より