【エピソード大賞】一本の傘が教えてくれたこと
タクシーで巻き起こる、数々の物語。 その中で実際にあった「とっておきのエピソード」を紹介します。 スムーズに観光を終え降車時に起こったハプニング。 機転を利かせて解決するも、実は後悔するドライバー。 そして偶然の再会で学んだこととは。
Update Date : 2016-07-03 11:55:37
Author : ✎ MKタクシー


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第2回エピソード大賞 実施:2014年 対象:京都・滋賀・名古屋・札幌・東京・神戸・大阪・福岡のMKグループ8社 応募総数:398通
MKエピソード集 |MKタクシー
第1回エピソード大賞についてはこちらを御覧ください。
一本の傘が教えてくれたこと


私たちの仕事は、時としてすごい偶然にたびたび出会います。 昨秋の観光シーズン時にもこんなことがありました。 GPS無線配車に昼過ぎ、中京区のフランス料理屋様へお迎えにあがると、2名の30代くらいのご婦人がお客様でした。 2人はお友達同士で久々の再会らしく、今は会話の内容からそれぞれ東京と大阪に住んでおられる模様でした。お供先は妙心寺様でした。 お二人の会話は非常に弾んでおり、私の入る隙間はほとんどありませんでした。何事もなくお供はスムーズに完了し、ご精算を終えてご降車となりました。事件はそのとき発生したのです。
OpenMatome
「お客様、お忘れ物はございませんでしょうか?」 「キャー、さっきの店に傘忘れてきた…!」 空を見上げると、今にも泣き出しそうな空模様です。 2人は紅葉観光されているのは間違いなく、傘がないと雨が降り始めればお困りになることは想像できました。 私はとっさにトランクを開け、一番新しいきれいな傘を1本差し出し、「どうぞお使いください。もし雨が降らなければ2本は邪魔でしょう。1本どうぞ」「返却は次にMKにご乗車された際にドライバーにお返しください」とお渡ししました。 そしてお見送りしたのですが…実は私は後悔していました。なぜ一番新しい傘を渡してしまったのか、絶対返ってこないのだから、一番古い傘でよかったのでは、と。
OpenMatome
気分を変えて、夕方までの営業をこなし、帰社までに最後の仕事をと丸太町通を東行していたところ、偶然にもあの2人のお客様が手を上げられたのです。 私は「あ、傘の…」と叫び、お客様も「あー、傘、役に立ちました、ありがとうございました」と言われ、とても感謝されました。 すごい偶然、傘の縁ではありますが、後悔していた自分が恥ずかしく思えた出来事でした。いいことは気持ちよくしないといけないと思いました。
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