神泉苑は二条城から押小路通りを挟んでちょうど南側に位置しており、元は平安京大内裏に接して造営された禁苑（天皇のための庭園）でありました。 延暦13年（794年）の平安京遷都とほぼ同時期に造営され、当初の敷地は二条通りから三条通りまで、南北約500メートル、東西約240メートルに及び、池を中心とした大庭園だったとの事です。かなり歴史がありますね。

慶長8年（1603年）、徳川家康が二条城を造営した際に、神泉苑の敷地の大部分が城内に取り込まれてかなり規模が縮小されたそうですが、池に浮かぶ舟や鯉が結構お気に入りで、自転車で買い物に行く途中などたまによっては無心で鯉を眺めたりしてます。

こちらは『法成橋』といって、願い事を思いながら渡り、その先の善女龍王社にお参りすると願い事が成就すると言われてます。ただし、一つだけ。

橋を渡る間、期待を込めた目でずっと見つめられてました。 何もあげられなくて辛い…

生き物は大切に。

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