普通だと鞍馬から貴船神社に行くというのが一般的に多いみたいなのですが、 今日は反対の貴船から鞍馬に向けて出発しました。 この時点では後後この選択を後悔することに気づいていませんでした それが分かるのはもう少し後のこと…..笑

まず立ち寄ったのが貴船神社 写真は本宮参道 灯籠の赤と森の緑がよく映えて綺麗です

そして貴船神社を後にし、向かったのが、 苦難の始まりでもあり山道の入口でもある「西門」へ

この門を抜けると驚いたのが約15分にも及ぶものすごく急な坂道!!!!! 息切れし、励ましあいながらも貴船から鞍馬へ向かうことをこの時点で後悔しながら登りました それでも風の心地よさや、なにより景色の美しさには癒されます

長く険しい坂道を登っていっていると見つけたのが、「奥の院魔王殿」 約650万年前、金星から地球の霊王として天下り、 地上の創造と破壊を司る「護法魔王尊」が奉安されていると言われている場所です!

奥の院魔王殿を抜けると….ありました!有名な「木の根道」 木の根が地表に露出した不思議な道です!!!!! お昼頃に行ったので、お陽さまがいい感じに木の根道を照らし、山登りのしんどさを忘れさせてくれるほど綺麗で感激しました お勧めスポットです

そこから10分ほど歩くと、「僧正ガ谷不動堂」に着きます!! 堂内に安置されている「不動明王」は最澄が刻んだものと言われていますし、また、牛若丸が鞍馬天狗から兵法を学んだのはこの辺りだそうです ここでも写真をパシャリ

また少し行くと、「息つぎの水」と名付けられた場所に到着 ここは牛若丸が彼の住居である東光坊から奥の院へ毎晩剣術の修行へ行く際、喉の渇きを潤したと伝えられている泉ということで、私たちもここで、一息

さて、息つぎの水から少し歩くと「霊宝殿」と「冬拍亭」が見えてきます。 この「霊宝殿」には数多くの文化財が保管されています。 例えば、国宝に指定されている「毘沙門天立像」や鞍馬寺経塚遺物の１つ、「銅宝塔」などは是非見学してみてください

「霊宝殿」の前にあるのが「冬拍亭」と呼ばれる場所で、あの有名な与謝野晶子の書斎だったところなのでここも要チェックですね

そしてやっと辿り着いたのが待ちに待った鞍馬寺の「本殿金堂」 鞍馬寺は770年に鑑真の高弟鑑禎が毘沙門天を祀って創建したと言われるお寺です 大きくて迫力あるし綺麗ですよね!!! 本殿の前にある「金剛床」の中心はパワースポットなので、 是非お見逃しなくパワーをもらって来てください（私の同期である小さな女の子が立っている位置）

本殿金堂の前、広場の南端には「翔雲台」があり、ここは平安京の擁護授福のために本尊が降臨した場所なので、ここでもパシャリ ここからの景色も最高なので天気の良い日にはお勧めです!!!!

本殿金堂を超えると九十九折りの参道が続きます。 この九十九折りの道は清少納言が枕草子の中で書いているので疲れているからといって見逃さないようにしましょう(写真下手で見にくくてごめんなさい＞＜)

「中門」を超えて進んで行くと由岐神社に着きます☆ 毎年10月22日に行われる有名な『鞍馬の火祭』はこの神社の例祭ですし、由岐神社の「拝殿」は重要文化財に指定されているので、もちろんここは必見

そして最後はなんと言っても「仁王門」 中に祀られている仁王尊像は、湛慶作と伝えられ、仁王門は俗界から鞍馬山の浄域の結界なので、鞍馬から散策される方は心身共に清浄になるとの心構えが必要ですね ということで、実際体験してみましたが、やはり鞍馬から貴船への道をお勧めしたいと思います。 ２０歳台前半の私たちもあちこち筋肉痛に襲われています 前半で後悔したとは書きましたが、歩いている最中にすれ違う人たちとの挨拶や励ましあいは、きっとこんな所でしか味わえないと心が暖かくなりましたし、たまには都会から出て、自然に囲まれた所で心身共に癒されるのもいいなぁと心から思いました

今回私たちは行っていませんが、仁王門を少し行くと多宝塔までケーブルが出ていますので、それを使って楽チンに上まで登ることも可能なので、体力が心配な方にもお勧めしますよ～ また、近くにはくらま温泉もあるので、歩き疲れた体を癒すには最適な場所です 運動不足のそこのあなたも行ってみては？

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