ＭＫでは、職員１年目の方に、ＭＫ新聞掲載「私のひとりごと」の原稿を執筆してもらっています。 　1　原稿のテーマ：趣味、特技、日々のエピソード、仕事の話、提言など 　2　原稿の長さ：６００字～８００字

私は京都を歩くのがとても好きである。 理由はたくさんあるが、その一つとして私はよく食べ歩きをする。 京都は手軽に食べれるものがたくさんあり、観光客や地元の人達に提供をしている。私がよく行くお店は四条縄手にある「みよしや」さん。 このお店はみたらし団子のお店で夕方の少しの間しか開かないお店なのである。 何気なく歩いていると気づかないのだが、お店が開くと通りすがりの人たちが並び始め、たちまち売り切れになるお店なのである。 甘い黒蜜のタレの上にきなこをかけていただくのだが、これがまたとてもおいしく幸せな気分にさせてくれる一品なのである。

その他にも紹介したいお店は多くあるのだが、食べ歩きを通じて気がついたことがある。 それは、“人との出会いを大切にしている”ということだ。なぜそのようなことが言えるかというと、どの店に行ってもお客様を大事にしているからである。 気さくに話かけてくれたり、お茶を出してくれたり、おまけをしてくれたり・・・。 このようなことを“おもてなし”というが、この“おもてなし”が人と人とを繋ぐ架け橋なのである。 ちょっとした心配りで食べ物もよりおいしくなり、また来たい！と思わせる何かを秘めていると私は確信する。

現在、私の部署は教習センターであるが、私は教習生の方にいつも伝えることがある。 ・ 一日一日を大事にして、自己成長に繋げる。 ・ ちょっとしたことでも気がついたら自分からする。 外に出ればお客様が待っていて、そこには数多くの出会いがある。 そこで大事なことはいかにお客様と接するかである。お客様と接する上で当たり前のことは当然だが、そこに＋αがあれば、このドライバーさんは良かった、また乗りたい！という気持ちになると思う。 だからこそ一つ一つの出会いを大切にして、出来ることから実践をして、感謝の気持ちを忘れてはいけない。