京都を愛した文豪 その2『谷崎潤一郎』
『春琴抄』『細雪』などの名作で知られる谷崎潤一郎は、自身のエッセーで「僕は少くとも三日に一遍は美食をしないと、とても仕事が手につかない。美食は僕の日常生活に必須条件となってゐるのだ」(「上方の食ひもの」より)と言っているように、美食家を自認、食に関しては一家言をもっていた。
Update Date : 2018-01-15 21:19:51
Author : ✎ himebara55


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谷崎潤一郎『細雪』
『細雪』は、谷崎潤一郎の長編小説。 全編の会話が船場言葉で書かれた作品である。 上流の大阪人の生活を描き絢爛でありながら、それゆえに第二次世界大戦前の崩壊寸前の滅びの美を内包し挽歌的切なさをも醸しだしている。 阪神間モダニズム時代の阪神間の生活文化を描いた作品としても知られる。
谷崎潤一郎の眠る奥つ城


谷崎潤一郎が好んで立ち寄った店
祇園『一力』
ここの料理は独特で「祇園料理」と名が付いています。長崎から伝わった卓袱料理に京料理や普茶料理がまざったものということです。引き出しの付いた黒い塗りのお膳が銘々に運ばれて、この引き出しの中に黒塗りのお皿や小鉢が入っています。

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いづう鯖寿司
京都市 東山区八坂新地清本町367 長年の歴史をもつ老舗の品格のあるレストラン。 古風な昔懐かしい雰囲気で、鯖寿司を中心とした京寿司が落ちついて頂ける。

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松屋常盤
味噌松風
数ある京都のお菓子の中でも最も渋いお菓子 谷崎潤一郎が好んで食したお菓子の1つ。 その味噌松風とは、西京味噌と小麦粉に砂糖を加えて練り、表面に黒胡麻を散らして焼きあげた菓子。 大徳寺の和尚が考案し伝授した銘菓で歴代の天皇様にも愛された菓子。

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谷崎潤一郎が愛したゆかりの地
金地院(南禅寺塔頭)-真乗院(南禅寺塔頭)-永観堂-糺の森 谷崎潤一郎は終戦後京都に居を構えた。南禅寺門前の家は奥の八畳間の下を白川が流れていて気に入っていたが、のちに糺の森近くの広い屋敷に移った。小説『月と狂言師』の舞台は金地院であり、谷崎のいう「南禅寺村」の面々が集った。この辺りはまだ当時の面影を忍ぶことができる一角である。 「細雪」には平安神宮の紅しだれ桜や嵯峨天龍寺、大覚寺、大沢池、清涼寺、厭離庵、渡月橋、法輪寺などのことが書かれている。なお、潤一郎の墓は左京区鹿ケ谷の法然院にある。 所要時間約3時間。
南禅寺
永観堂
空海(弘法大師)の高弟である僧都・真紹が、都における実践道場の建立を志し、五智如来を本尊とする寺院を建立したのが起源である。 木造阿弥陀如来立像(みかえり阿弥陀) - 「みかえり阿弥陀」の通称で知られる
平安神宮

〒606-8422 京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町30番地
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戦中・戦後の谷崎の活動は『細雪』と『源氏物語』現代語訳の執筆に代表される。 『細雪』は1942年ごろより筆を起こし、翌年に雑誌『中央公論』に掲載されたが、奢侈な場面が多いとして1回で掲載禁止となり、以降発表を断念。この年に私家版上巻のみを出版して、戦中何度かの断続を経ながら書き継いだ。1947年(昭和22年)ごろには下巻の相当な部分まで完成し、1948年(昭和23年)に全編の出版が終了。これによって谷崎の名声は揺るぎないものとして確立される。一方の『源氏物語』は、1939年(昭和14年)から『潤一郎訳源氏物語』として発表されるが、中宮の密通に関わる部分は削除された。戦後手を入れ1951年(昭和26年)に『潤一郎新訳源氏物語』を、文体を刷新した『潤一郎新々訳源氏物語』が1964年(昭和39年)に刊行し、決定版となる。

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