「源氏物語」ゆかりの寺(No15 )~夕顔 ~ 『遍照寺』 当寺は平安中期の989年に宇多天皇の孫・寛朝僧正(かんちょうそうじょう)が広沢の池畔の山荘を改め寺院にしたものである。一帯は古くから観月の名所として著名。以下は源氏物語の作者・紫式部にまつわるエピソード・・『紫式部が20歳のころ。村上天皇の子・具平親王が大顔とい...
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フォト俳句(770) 『網代笠托鉢僧に春の影』 京の街中で深々と頭を垂れる僧侶の姿。修行を終えて埼玉から京都まで28日間、托鉢をしながら歩いて帰ったという僧侶のエピソードが頭に浮かぶ。禅の心に明るい光がさしているようだ。
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小野小町忌 『帯解寺(おびとけでら)』 歌人で絶世の美女とうたわれた小野小町をしのぶ「小野小町忌」が奈良市の帯解寺(日本最古の安産祈願所)で行われた。法要の後、坂本流による七小町の舞が奉納された(動画をご参照)。小町は平安時代に疱瘡の平癒祈願や僧との逢瀬の折に、帯解寺にたびたび参拝しており小町の...
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神幸祭 4月21日 -京都 歳時記- 場所 : 松尾大社
洛西の総氏神で、全国の酒造家の崇敬を集める神社。
この日の神幸祭は午前10時から、神輿(6基)と唐櫃が本殿の分霊を受けて拝殿を掛け声勇ましく3周した後、神社を出発し御旅所などを巡る。なかでも桂川を舟で渡る船渡御が最大の見せ場で観客の人気を集めて...
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源氏物語ゆかりの寺院~(No14) 『 清凉寺(嵯峨釈迦堂)』 本尊・釈迦如来(国宝)は日本三如来(他は善光寺の阿弥陀如来と京都因幡堂の薬師如来)に数えられる。また阿弥陀三尊座像(国宝)は、源氏物語の光源氏のモデル「源融(みなもとのとおる)」が自分の顔に似せて造らせた像で、源氏物語にも「嵯峨のみ寺」とうたわれた「棲霞寺...
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さくらがい花なび(No55 )~牡丹 『遍照寺』 「花の王様」とよばれるだけに美しく大きな花。遍照寺の庭の片隅に数は少なくても悠然と咲き誇っています。
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フォト俳句(768 ) 『眼白鳴く光の朝よ木瓜の花』 わが家の庭にはいろいろな野鳥が飛来して、それぞれ異なったさえずりを聞かせてくれます。眼白はチーチチーと声を刻みます。でも若い眼白(メジロ)が木瓜(ボケ)の花を好むのは、なんとなくユーモラスですね。
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さくらがい花なび(No54 )~レンゲ 『広沢池の周辺』 嵯峨野の田園風景を愛でながら「千代の古道」を歩いていると、紫色に染まったレンゲ畑に出会った。地元農家の人たちが植えたもので、見ごろを終えると畑の土にすき込んで肥料にするそうだ。
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テラスのような大学~移転キャンパスと絵画展~ 『京都市立芸術大学』 当大学は1880年に開設された京都府画学校が母体。日本初の公立絵画専門学校だった。新キャンパスは2023年10月に京都駅東部エリアに移転し文化芸術都市・京都の新たな拠点として脚光を浴びることになった。まちに開かれたテラスのような新校舎と、移転記念の絵画展「京都芸...
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さくらがい花なび(No53)~藤 『遍照寺』 遍照寺は宇多天皇の孫・寛朝僧正が広沢池畔の山荘を改め寺院にしたものである。京都では代表的な藤の名所「鳥羽の藤」の公開(4月19日~21日)が始まったが、期せずして「嵯峨野の歩き」で美しい開花に出会うことができた。
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帯の新しい使い方 ~斬新なPOP UP SHOP~ 『高島屋京都店』 いい年のおじさまが!と驚かれる方もおありでしょう。若いころから女性の着物姿に魅せられてきた私は、和服姿の女性を見かけるとつい瞠目してしまうのです。たまたま高島屋の呉服売り場(5階)で、帯の美をいかしてリデザインしたおしゃれな展示が目にとまったのでご参考までに...
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「御影(ごえい)道中」の点描 『吉崎御坊』 浄土真宗の中興の祖・蓮如上人の肖像画「御影(ごえい)」を京都から福井県まで運ぶ「御影道中」が4月17日から始まった。僧侶や門徒たちが下京区の東本願寺(真宗大谷派本山)を出発。御影の輿を台車で引きながら約240キロの道のりを7日間かけて歩く。吉崎別院(あわら市)...
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フォト俳句(769) 『鶯の初音つたなく春告げて』 今年は鶯の声を聴ける期間が、特に短かったように思うのですが、天候異変のせいでしょうか。首を傾げた可愛い姿は私のとらのこの写真です。鶯は声は聴かせても、姿は容易に見せてくれないですものね。
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俳人・向井去来の寺 『覚円院』 芭蕉の門人・向井去来は嵯峨野に「落柿舎」を営んで隠棲、しばしば芭蕉が訪れ「嵯峨日記」を執筆したことで知られている。だが真如堂の塔頭・覚円院が去来の菩提寺で、境内の墓地に墓があることを見過ごしてきたことは恥ずかしい。非公開の寺院だが10月15日の「去来忌」にアポ...
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俳人・向井去来の遺跡 『落柿舎』 桜貝のぶらり京都たび ~京都再発見~
落柿舎は芭蕉の門人・向井去来の閑居で茅葺き平屋建ての庵である。
かつての庵は現在の場所ではなく渡月橋の東、嵯峨天竜寺造路町にあったが、いま跡地はその面影はまったくない。
去来の「落柿舎記」によれば庭に柿の木が40...
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おだしのテーマパーク 『京都離宮』 「京都離宮~おだしとだしまき~」は「おだしの魅力」を国の内外に広めたいとの思いから2022年にオープンした店。早々に「日本空間デザイン賞2023」を受賞するなど垢抜けした店舗空間は注目に値する。あいにくお目当ての「だしまき御膳」は満席で利用が叶わず、庭園の一隅で「...
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さくらがい花なび (No.52)~ネモフィラ 『花博記念公園 鶴見緑地』 ネモフィラ は淡いブルーの花。 そのブルーの美しさを人の瞳にたとえ、英名は「Baby blue eyes(赤ちゃんの青い瞳)」という。 花博記念公園 鶴見緑地の園内に可愛い姿をみせている。チューリップとの共演が美しい。
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光源氏との対面~椿(花なびNo.51) 『城南宮』 4月13日~14日の城南宮は方除大祭に当たるが、梅、桜、椿のピークを過ぎた境内は閑散として人出は少なく、神苑「源氏物語花の庭」をゆったりと鑑賞することできた。宇治市では尚早だった椿・光源氏との対面も無事に果すことができた。また「城南離宮の庭」の「枝垂れ桜」も健...
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吉野太夫追善花供養 4月14日 -京都 歳時記- 場所 : 常照寺
江戸時代に、島原の名妓とうたわれ、灰屋紹益に身請けされた吉野太夫は諸芸に秀でた美貌の持ち主。常照寺の開山・日乾上人に教えを受けて朱塗りの山門を寄進するなど当寺にゆかりが深い。吉野大夫を偲ぶ行事として本堂で追善法要、太夫の供茶、墓前供養、野点茶...
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春季例大祭 4月14日 ー京都歳時記ー 場所:白峯神宮
午前10時30分から春季例大祭が本殿で齋行された後、午前11時30分から「蹴鞠奉納神事」が行われる。満開の黄桜の下で蹴鞠保存会の美しい装束をまとった鞠足(蹴鞠の蹴り手)8名による優雅な蹴鞠作法をベースにプレイを目の当たりにすることができる。(動画をご...
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